
こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
以前、『【1・2歳】「こどもちゃれんじぷち」を1年使って感じたメリット』という記事で、Benesseの通信教材「こどもちゃれんじ ぷち」のメリットを特集しました。
ただ、これから「こどもちゃれんじ」を始めようかと検討されているママさん・パパさんにとって、良い面だけお伝えするのはフェアじゃないですよね。
ですので、今回は、『【1・2歳】「こどもちゃれんじぷち」を1年使って感じたデメリット』と題して、「こどもちゃれんじ ぷち」のデメリットをご紹介していきます。
「こどもちゃれんじ ぷち」って何?
1年間使って感じたデメリットを書く前に、「こどもちゃれんじ ぷち」という教材がどんなものなのかを、先にご紹介しておきますね。
(前回記事『【1・2歳】「こどもちゃれんじぷち」を1年使って感じたメリット』と内容が重複しますので、「知ってるし、もういいや」というかたは、ここは読み飛ばしてくださいね)
「こどもちゃれんじ」は、ベネッセコーポレーション(以下ベネッセ)が販売している幼児用の教材です。
ベネッセは、「こどもちゃれんじ」の他にも、「進研ゼミ」という通信教育教材を、小学生・中学生・高校生に提供しています。
テレビCMでもよく流れているので、ママさん・パパさんたちは、ご存知だと思います。
中には「自分も学生の頃、進研ゼミやってました」という、進研ゼミ経験者のママさん・パパさんも結構いるのではないでしょうか?
「こどもちゃれんじ ぷち」は、1・2歳を対象にした通信教材となっています。
メインキャラクターの「しまじろう」は有名ですよね。
「教材」と書きましたが、問題集やテキストのようなかたくるしい内容ではありません。
- 絵本(シールや仕掛け付き)
- おもちゃ
- DVD
という「遊べる」ラインナップになっています。
遊びながら、楽しく学べるというコンセプトですね!
- ことば・英語
- 生活習慣
- 人と関わる力
- 運動・リズム
- 好奇心
- 知育
という6つのテーマで、バランスよく構成されているとのこと。
(詳しくは、こどもちゃれんじサイトをどうぞ↓)

「こどもちゃれんじぷち」を1年間使って感じた3つのデメリット

「こどもちゃれんじ ぷち」を1年使って感じたデメリットですが…
実は、特にデメリットを感じませんでした。
すみません(汗)
娘も毎月教材が届くのを楽しみにしていますし、届いたら1日中遊んでいます。
私も妻も、届いた絵本を読んで娘と遊んだり、時にはDVDを娘に見せている間にひと息ついたり、しまじろうたちに助けられていました。
あえてデメリットとして、強引にひねり出すならば…
- おもちゃが片付かない
- オプションの勧誘が多め
- 他の教材やアニメに負けることもある
という3点でしょうか。
1つずつ説明していきますね。
1.おもちゃが片付かない
まず1つ目の難点は、おもちゃが片付かないという点です。
本は毎月1冊、DVDはふた月に1冊(隔月)にまとめられているので、あまり散らかるということはありません。
比較的、本棚などに片づけやすいです。
ただ、おもちゃに関しては、なかなか片付くことはありません。
ブロックや人形など、割と小さなパーツに分解されます。
(子どもが飲み込むほどの小ささではありません)
それらのおもちゃのパーツが、基本的には床に散乱しているのが、日常と化します。
「お父さん、あかりんは?」
と、娘におもちゃの行方を尋ねられますが、基本的には何かが行方不明になっているのが常です。
(↓今も、あかりんの下半身は見つからない)

「歯磨きする前には片づけなきゃダメ」
「お出かけの前に片づけるよ」
と、妻がきちんとしつけてくれたので、少しずつ片づけるようにはなりました。
(私自身は、娘といっしょに散らかす側の人間です)
もしかしたらベネッセさんは、お片付けができるようになるように、あえて種類の豊富なおもちゃを送ってくれている…
というのは考え過ぎですよね(笑)
まあ、別に「こどもちゃれんじ ぷち」でなくても、おもちゃは散乱するものです。
だから、片付かないのは、「こどもちゃれんじ ぷち」だけのデメリットというわけではなく、おもちゃ一般の宿命とも言えます。
(「こどもちゃれんじ ぷち」のおもちゃのラインナップについては、公式サイトをどうぞ↓)

2.オプションの勧誘が多め
前回記事『【1・2歳】「こどもちゃれんじぷち」を1年使って感じたメリット』でご紹介した通り、12ヶ月一括払いを選択すると、ひと月あたり1,980円で「こどもちゃれんじ ぷち」を利用することができます。
この値段は、他の絵本やおもちゃ・DVDを買う費用を考えると「コスパ良し」だとお伝えしました。
でも、ベネッセさんとしては、すでに契約済みの顧客に、いろいろな関連商品を売りたいんでしょうね。
オプションの勧誘は多めです。
ただ、「勧誘」と言っても、しつこい電話がかかってくるというわけではありません。
毎月届く、教材(絵本・おもちゃ・DVDセット)の中に、例えば「こどもちゃれんじEnglish」の広告が入ります。
「1・2歳の間から、しまじろうといっしょに英語に親しみませんか?」という感じです。
娘も「こどもちゃれんじEnglish」の広告を見て…
「このおもちゃ、持ってない…」
と切なそうにします(笑)
ですので、「どこまでしまじろうと付き合うか」をご家庭で決めておくことをオススメします。
「こどもちゃれんじEnglish」を選んで、しまじろうと英語に慣れ親しむのもアリです。
大好きなしまじろうといっしょに英語に触れると、きっと楽しく学べるはずです。

一方、わが家は「DWE(ディズニー英語システム)」で英語に触れさせることに決めていたので、こどもちゃれんじでは英語のオプションはつけませんでした。
通信教材ではなく、リアルの英語教室に通わせるという選択肢もありますよね。
ですので、「こどもちゃれんじ」を使う目的を、ママさんとパパさんではっきりさせておくといいですね。
また、ダイレクトメールで「しまじろうコンサート」のお誘いも届きます。
「しまじろうコンサート」は、しまじろうとリアルに会える舞台です。
ベネッセのホームページには、次のように紹介されています。
「しまじろうコンサート」とは…
「しまじろうコンサート」は、身近なご家族や周りのお友だちとひとつになり、
「しまじろうクラブ」ホームページより引用
思いやりや頑張る勇気など、大切な気持ちでつながりあう成長体験を大切にした舞台です。
物語や歌、踊りを全身でお楽しみいただくお子さまの姿を見守ってください。
そして、おうちに帰ってからもいきいきと生き続ける、心の物語を受け取ってください。
「しまじろうコンサート」ととも、適度にお付き合いするといいですよね。
他に演劇などの舞台を見にいく機会があるのなら、「しまじろうコンサート」に行く必要は特にありません。
さきほどの「こどもちゃれんじEnglish」と同じように、「どこまでしまじろうと付き合うか」をご家庭で決めておくのがベターです。
わが家は、12月に『2021年冬しまじろうコンサート しまじろうとクリスマスのねがいごと』に参戦してきます!
また、コンサートの様子をレポートしますね。
3.他の教材やアニメに負けることもある
12ヶ月一括払いで、ひと月あたり1,980円とはいえ、しっかりと元を取りたいものですよね。
ただ、子どもは気まぐれです。
ずっとしまじろうLOVEが続くとは限りません…
いきなりしまじろうから浮気されて、見向きもされなくなってしまう時期もあります。
わが家にも、しまじろうのライバルが現れました。
そう、愛と勇気だけが友達のアンパンマンです。
ある時期までは、あまりアンパンマンのストーリーを理解しておらず、あまり興味もなさそうでした。
でも、ストーリーが何となくわかってきたのか、空前のアンパンマンブームがやってきたのです。
「こどもちゃれんじ ぷち」のDVDを見なくなり、録画したアンパンマンを見る…
本もしまじろうではなく、「アンパンマンをさがせ!」や「アンパンマン大図鑑」を舐めるように読む…
おもちゃもしまじろうに見向きもせず、アンパンマン指人形をドキンちゃんサコッシュに入れて持ち歩く…
かつぶしまん、あざみちゃん、ポッポちゃん、ちびおおかみくんなど、アンパンマンキャラに異様に詳しくなる…
なんとかわいそうな、しまじろう…
ただ、やっぱり子どもは気まぐれです。
ひととおりアンパンマンで遊んだあとは、またしまじろうに戻ってくることもあります。
最近では…
「はてなくんとダダンダン、同じ手やな」
と、しまじろうのキャラクターとアンパンマンのキャラクターの共通点を見つけるという、高度な技術まで身につけ始めました。

また、さきほどご紹介したとおり、わが家では「DWE(ディズニー英語システム)」を購入しました。
「こどもちゃれんじ」だけでなく、DWEも「せっかく買った元を取らねば!」と思ってしまいます(親が、ね)。
ですので、妻や私がミッキーマウス推しなり、しまじろうが放置される時期もありました。
「こどもちゃれんじ ぷち」が他のライバルたち、他の教材やアニメに負けることもあるもあるので要注意です。
【1・2歳】「こどもちゃれんじぷち」を1年使って感じたデメリット まとめ
特に大きなデメリットは感じませんでした。
強引にデメリットを挙げるとすると…
- おもちゃが片付かない
- オプションの勧誘が多め
- 他の教材やアニメに負けることもある
といったあたりです。
ただ、「こどもちゃれんじ ぷち」のデメリットというわけではなく、おもちゃが片付かないのも、他の教材やアニメに目移りするのも、おもちゃや教材の宿命ですよね。
子どもの興味にも、遊ぶ時間にも限りがあります。
他の習い事にも言えることですが、ある程度はしぼる必要がありますね。
「こどもちゃれんじ ぷち」を検討されているママさん・パパさんの参考になれば幸いです。
(「こどもちゃれんじ ぷち」について詳しくは、こちら公式サイトをどうぞ↓)
