
こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。

家庭教師を利用してみようかな…
でも、うちの子に家庭教師が向いてるかしら…
そのようにお悩みのお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
今回の記事では…
- 家庭教師が向いているお子様のタイプ
がわかります。
家庭教師を利用しようか迷っているお母様・お父様の参考になれば幸いです。

元塾講師・家庭教師として1000人以上担当してきた私の実感をお伝えします
家庭教師が向いているお子様とは?
どんなお子様に家庭教師が向いているのでしょうか?
家庭教師を利用した方がいいのは…
- クラス形式では質問しづらい子
- 苦手な教科がはっきりしている子
- 添削や面接練習が必要な子
- 中学受験をする子・した子
- 発達障害や不登校で学校の授業が受けにくい子
の5つのタイプだと、私は考えています。
1つずつくわしく見ていきましょう。
1.クラス形式では質問しづらい子

わからないことがあっても、クラス形式では質問しづらい子もいます。
そのようなお子様には、家庭教師はぴったりでしょう。

シャイやから気持ちわかるわ
家庭教師は「マンツーマン指導」なので、集団形式の学校や塾よりも質問しやすいというお子様は多いです。
また、講師と生徒が1対1なので、お子様がどこでつまずいているのかが、一目瞭然です。
間違っていたり、手が止まっていたりすると、質問をしなくても、家庭教師に気づいてもらえます。
シャイで人見知りのお子様は、はじめはなかなか家庭教師とも打ち解けられないかもしれません。
でも、うなずいたり、だんだんと目を見てくれるようになったりと、反応してくれるようになるものです。
気づいたら、とてもおしゃべりになっている子もいるくらいです(笑)
家庭教師を利用するメリットについての記事はこちら↓
関連記事:『【お母様・お父様へ】家庭教師に依頼する4つのメリットとは?』
2.苦手な教科がはっきりしている子

苦手な教科や単元がはっきりしている子も、家庭教師を利用するメリットが多いでしょう。

英語は好きだけど、数学はキライ…
というよりも、全教科バランスの良いお子様なんて、基本的にはいないですよね…
家庭教師ならピンポイントで…
- 苦手教科
- 苦手単元
にアプローチすることができます。
塾や予備校の授業でわからなかった問題を、家庭教師を利用して解消するご家庭はかなり多いです。
いわゆる「塾フォロー」「予備校フォロー」ですね。

自分でできることは自分でする。
自分でできなかったことを家庭教師に教えてもらう。
これが効率的に家庭教師を利用するコツです!
3.添削や面接練習が必要な子

家庭教師を利用する目的がはっきりしているという意味では、「添削・面接」は家庭教師を利用する価値がありますね。
国語の作文や小論文、数学の記述問題、英語の英作文・和訳などは、第三者目線で添削してもらわないと、自分では判断できません。

英作文を書いてみたけど、合ってるかな…
何点くらいもらえるんだろう…
こんなふうに不安になりますよね。
学校や塾・予備校の先生になかなか添削してもらいにくい場合には、家庭教師に添削してもらうといいでしょう。
また、英検(実用技能英語検定)や入試の面接対策として、家庭教師を利用するのも効果的です。
英検では、3級以上に英作文(ライティング)と2次試験(面接)があります。
YouTubeなどの動画を見て、自分で練習することもできますが、やっぱり誰かに模擬面接してもらったほうが、練習しやすいですよね。
もちろん模擬面接の後は、家庭教師からアドバイスをもらえます。

この単語の発音がまちがっていたよ。
焦ると、進行形なのにbe動詞を忘れがちになるね。
このように、マンツーマン指導だからこそ、添削や面接練習のために、指導をカスタマイズできるのは、家庭教師の大きなメリットです。
中学受験での英検優遇に関する記事はこちら↓
関連記事:『【関西圏・中学受験】英検で優遇・加点してもらえる中学校は?』
4.中学受験をする子・した子

中学受験をする場合、ほとんどのお子様が中学受験塾に通われます。
ただ、中学受験塾は宿題の量が多く、難しいですよね…
お母様・お父様が教えようとしても…

Xを使った方程式じゃないと、説明できない…
国語の読解問題は、家では説明しにくいな…
と、困ってしまうことが多いはずです。
家庭教師ならば、中学受験塾の学習のフォローをすることが可能です。
実際、中学受験を目指すご家庭の多くが、塾と家庭教師を併用されています。
また、中学受験を終えた後の、私立・国立中学校に通うお子様にも、家庭教師は便利です。
私立・国立の中学校に通う場合、地元の高校受験向けの塾に通うことができません。
地元の公立の中学校とは、教科書もカリキュラムも全然違うからです。
中学校時代から予備校に通うというのも1つの手です。
ただ、私立では7時間目まであったり、クラブ活動や通学で時間がかかったり、なかなか予備校に通う時間がない子も多いですよね…
その場合にも、家庭教師を利用するといいでしょう。

実際、私もこれまで洛南高校(附属中)・高槻・立命館・明星・清風・大阪桐蔭・関西大倉などの、私立の中学生を担当してきました。
私立に通う場合、定期テストもかなり難しいです。
ですので、私立の中学校に通うお子様は、まずは定期テストで点数を取っていくために、家庭教師にサポートしてもらうといいですね。
塾と家庭教師の併用に関する記事はこちら↓
関連記事:『中学受験には塾+プロ家庭教師の併用がおすすめ!【2つのメリット】』
5.発達障害や不登校で学校の授業が受けにくい子

集団形式の授業では、勉強がしづらい子も、家庭教師がおすすめです。
最近、ADHD(注意欠陥多動性障害)や、学習障害(LD)などの、発達障害への研究が進んでいます。
「大人の発達障害」も注目されていますよね。
これまでは、ただただ「勉強が苦手」だと思われていた子が、実は生まれつき脳の働きが違っているために、勉強しづらい状態になっているということがわかってきました。
たとえば、ADHD(注意欠陥多動性障害)のお子様は…
- 落ち着きがない
- 待てない
- 注意が持続しにくい
- 作業にミスが多い
といった特徴が見られます。
先生の話を集中して聞けなかったり、ぼんやりと他のことを考えてしまったりします。
私が担当した小学生の男の子も、文章を読んでいると、急に視線が固まってしまうことがよくありました。

今、どこ読んでる?
どの問題を解いてる?
などと問いかけながら、注意を文章読解に引き戻してあげなければなりませんでした。
他にも、「学校の連絡帳が書けない」、「大人がついていないと宿題ができない」というお子様もいらっしゃいました。
でも、発達障害に理解のある家庭教師ならば、発達障害のあるお子様に寄り添いながら指導することができます。
また、不登校で学校に通えていないお子様にも、家庭教師は有効です。
実際、「不登校で学校に通えていないので、学校の進度に追いつくために指導してほしい」といったご依頼はけっこうあります。
学校には通えなくても、自宅で家庭教師となら勉強できるなら、お母様・お父様も安心です。
もちろん発達障害にしても不登校にしても、まずは専門家に相談することが最優先です。
その上で、家庭教師がサポートできることがあれば、利用してみてもいいと私は思います。
まとめ:家庭教師はどんな子に向いている?
家庭教師を利用するのが向いているのは…
- クラス形式では質問しづらい子
- 苦手な教科がはっきりしている子
- 添削や面接練習が必要な子
- 中学受験をする子・した子
- 発達障害や不登校で学校の授業が受けにくい子
の5つのタイプだと、私は考えています。
もちろんお子様との相性も重要ですね。
まずは、いろいろな家庭教師派遣センターを見比べてみましょう。
また、体験授業を受けられる場合には、お子様と講師の相性を確認してみることをおすすめします!
家庭教師センターを探して、いっかつで資料を取り寄せるなら「家庭教師比較くらべーる」が便利です↓
関連記事:『【便利!】「家庭教師比較くらべーる」なら一括で資料を取り寄せられる』