こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
「夏休みは受験の天王山」とよく言われます。
つまり、夏の過ごし方が、勝負の分かれ目になるということですね。
でも…

夏休みって、どう過ごせばいいの?
何を勉強したらいいの?
と夏休みを前に、悩んでいる高校3年生も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、
- なぜ高3生にとって夏休みは重要なのか
- 受験生は何時間勉強すればいいのか
- 夏休みは何を勉強するか
- 高3生の充実した夏休みの過ごし方
- 三日坊主を防止する5つの方法
がわかります。
後悔しない夏休みを過ごせるよう、準備して実行しましょう!

元塾講師・現プロ家庭教師として、のべ1000人以上を担当してきたノウハウをお伝えします
なぜ高3生にとって夏休みは大切なの?

まず、どうして高校3年生にとって夏休みが重要なのか、解説しておきます。
高3生にとって夏休みが大切なのは、
- 自分に合った勉強がしやすいから
- 2学期以降に力を発揮するため
- 2学期以降に努力しても差がつきにくいから
です。
掘り下げて見ていきましょう。
自分に合った勉強がしやすいから
高校の授業やクラブ活動があると、勉強する時間が限られます。
勉強時間が確保できたとしても、
- 部活動でへとへと…
- 苦手を克服したいけど、定期テスト対策で手いっぱい…
- ついついスマホを見て勉強は後回し…
と、なっちゃいがちです…
でも、夏休みには基本的に高校はお休みになります。
夏の試合で部活動を引退する人も多いですね。
ですので、夏休みには自分に合った勉強をしやすくなります。
苦手を克服したり、入試問題にチャレンジしたり、自分なりの勉強ができます。

カラダを夏にシテ カゲキに さあ行こう♪
2学期以降に力を発揮するため
勉強って、すぐには結果が出ないものです。
大学入試が近づいてきた2学期になって「そろそろ本気出す!」と思っても、2学期にスタートしていては受験に間に合わないかもしれません。
脳科学者の池谷裕二さんは『記憶力を強くする』という本の中で、次のように書かれています。
たとえば、いま皆さんは成績が1のところにいるとします。そして、勉強の目標成績を1000に定めます。勉強してランクが上がると、成績は2になります。さらに猛勉強をして、もう一ランク上がると、成績は4になります。こうして、努力を続けていくと、成績は8、16、32、64と少しずつ累積効果を示してきます。
『記憶力を強くする』池谷裕二
しかし、こんなに努力したにもかかわらず、現在の成績はまだ64です。(中略)
しかし、さらに忍耐づよく勉強を繰りかえすことのできる人ならば、その後、成績は128、256、512と上昇していきます。じつは、ここまで努力して、ようやく勉強の効果が目に見えて確認できるようになります。
脳科学の専門家から見ても、勉強の成果が実感できるには、時間がかかるということです。
一定の勉強量を超えると、成果が見えてくるということですね。
2学期には、入試問題を解き始めなければなりません。
そのときに、基本問題が身についていなかったり、苦手単元が多かったりすると、入試問題に太刀打ちできません。
2学期以降に「解ける」状態に仕上げていくためにも、夏休みのその土台作りをしておく必要があります。
2学期以降に努力しても差がつきにくいから
また、大学入試が近づいてくると、誰もがおしりに火がつきます。
ただ、「偏差値」というのは相対的な数字です。
つまり、自分が努力しても、他の受験生も同じくらいの努力をしていれば、偏差値は変わりません。
では、どうすれば受験生たちの中で抜け出ることができるのかというと、
量と質をあげる
ことです。
2学期以降ではなく、夏休みから本格的な受験勉強をスタートすることで「量(時間)」を確保できますね。
もちろん勉強の「質」を上げることも大切です。
でも、さきほど紹介した池谷裕二先生の言う通り、一定の「量」を超えなければ、勉強の成果は実感できません。

え?
じゃあ、夏休みを待たずに、今から受験勉強を始めた方が良いやん
と感じたあなたは鋭い!
別に夏休みを待たなくても構いません。
この記事を読み終わったら、すぐに受験生としてできることを実行していきましょう。
高3夏休みは何時間勉強すればいい?

勉強の「量」が大切がとお話しましたが、どれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?

受験生って、1日何時間くらい勉強すればいいんですか?
と、実際に質問されることもあります。
そういうときに、私が受験生たちに伝えている答えが、
できるだけたくさん
です!
受験生たちにはイヤな顔をされます(笑)
もう少し具体的に1日に勉強時間を知りたい気持ちはわかります。
でも、志望校に合格するための勉強量は、人によって違いますね。
1日に6時間勉強したところで、志望校に合格できる保証はどこにもありません。
自分の実力と志望校によっては、もっと時間が必要な人もいるかもしれません。
部活動で忙しい子で、1日3時間だけの濃密な勉強で合格する人もいます。

目安が欲しい人には、もちろん「6時間/日」などの目標は伝えます
量がしっかりと確保できるのなら、次に追い求めるのは勉強の「質」です。
みなさんなら、夏休みに何をどうやって勉強しますか?
次は、勉強の内容について見ていきましょう。
高3夏休みは何を勉強する?

高校3年生が夏休みに、やっておきたいことは、
- 基本問題を解けるようにする
- 弱点を克服する
- 入試問題にチャレンジする
- 総合型選抜・学校推薦型選抜の対策
の5つです。
1つ1つ見ていきましょう。
基本問題を解けるようにする
まず、夏休み中にやっておきたいのが「基本問題のマスター」です。
2学期以降には、入試問題を本格的に解き始めます。
そのときに、基本が仕上がっていなかったら、入試問題に手も足も出ません。
まずは、土台作り、つまり、基本問題を解けるようにしておきましょう。
「だけ勉」はNG!
勉強の「質」を上げるために、心がけてほしいことが1つあります。
それは、「形だけ」の勉強をやめることです。
高校生なので、もう勉強の本質に気づいていると思います。
- 教科書を読むだけ
- ノートに写すだけ
- マーカーで線を引くだけ
- 答えを写すだけ
- 提出するだけ
こういう「形だけ」の勉強は効果が薄いですね。
私は形だけの勉強のことを「だけ勉」と呼んでいます。
「だけ勉」は、頭をあまり働かしていない「作業」です。
こういった勉強法では、実際のテストで解ける保証はどこにもありません。

「わかる」と「できる」は別物ってよく言うやん
「自力で解けるトレーニング」が大切!
テスト・入試は、頭に知識を入れる場でしょうか?
それとも、頭から知識を出す場でしょうか?
もちろんテストというのは、頭に入っている知識を披露する場ですね。
ですので、テスト勉強の段階から、頭から知識を出せることを確認しながら勉強することで、本番でも知識を出しやすくなります。
つまり、勉強の質を上げるためには、
自力で解けるトレーニング
が重要です。
「アウトプットを意識したインプット」と言い換えてもいいでしょう。
英単語や古語を暗記するときにも、ただテキストを眺めるだけではなく、赤シートで隠しながら読み方や意味を答えられるようにしましょう。
わからない問題は、解答・解説をしっかりと理解することが大切ですが、最終的には自力で解けるところまで仕上げるようにしましょう。
もちろん1回では身につかないので、2巡・3巡まちがい直しをして、身につけることも大切です。
弱点を克服する
高校3年生が夏休みにしておきたいことの2つ目が、「弱点克服」です。
さきほどの「基本問題のマスター」と重複するところも多いですね。
弱点が多いと、2学期以降に入試問題にチャレンジするときに歯が立たない問題も出てきます。
せっかく時間が確保できる夏休みの間に、ふだんは後回しにしがちな苦手単元を克服しておきましょう。
独学が難しい場合には人の手を借りる
ただ、苦手意識が強い場合には、独学が難しいことも多いです。
自分でテキストの解説を読んでも、全然わからない…ということがありますね。
独学が難しい場合には、人の手を借りるといいでしょう。
まず、高校の先生に質問できるなら質問してみましょう。
ただ、夏休みで高校が休みなので、高校の先生に質問しにくいかもしれません。
その場合には、
- 予備校
- 塾
- 家庭教師
などを利用するのがおすすめです。
予備校や塾で、単元ピンポイントで苦手克服講座を開いてくれることもあります。
自分に合った講座がない場合には、個別指導や家庭教師を利用するといいでしょう。
個別指導や家庭教師なら、自分の苦手に合わせて受講しやすくなります。
独学で壁を感じている場合には、誰かに教えてもらった方が解決しやすいでしょう。

入試問題にチャレンジする
本格的に入試問題に取り組むのは2学期以降です。
ただ、夏休みの間に、志望校の過去問を1年分だけでも解いておきましょう。

点数が悪かったらどうしよ…
全然解かれへんかったらどうしよ…
夏休みの段階では、合格ラインに達していなくても大丈夫です。
自分の力と入試問題との距離感をつかむことが目的だからです。
1年分の過去問を解くことによって、
- 日本史の基礎知識は何とかなりそう!
- 英単語はまだまだ足りない…
- 現代文も対策しないといけないな…
というように、入試問題のレベルを肌で感じることができますね。
また、自分の課題も見えてきます。
夏休みの段階では、何年分も解く必要はありません。
むしろ、実力が高まった入試直前期に解けるように、過去問はある程度残しておきましょう。
夏休みの間に、共通テスト・国公立大の入試問題・私立大の入試問題にチャレンジしてみましょう!
総合型選抜・学校推薦型選抜の対策
これまでは、年が明けてから共通テスト・私立・国公立の入試を受けるのが一般的でした。
でも、最近は「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」で、年内に合格し、進学先を決める受験生が増えてきています。
文部科学省の令和4年度『大学入学者選抜の実態の把握及び分析等に関する調査研究』によると、
入学者選抜の実態
大学全体の全選抜方法について、選抜区分数別でみると、一般選抜43.3%、学校推薦型
選抜26.9%、総合型選抜16.8%が上位にあがる。
学校推薦型選抜26.9%と総合型選抜16.8%を合わせると43.7%になり、一般選抜43.3%を上回ります。
つまり、「年内入試」が、一般選抜を上回るようになりました。
「少子化で、早く学生を確保したい」大学側と、「早く合格・進学先を決めてしまいたい」受験生の思惑がマッチしているのでしょう。
当分の間、お互いにとってWin-Winの「年内入試」は続くと考えられます。
試験内容は、いわゆるペーパーテストとは異なり、
- 書類選考
- 面接
- 小論文
- プレゼンテーション
- グループディスカッション
などさまざまです。
高校での成績だけでなく、学んだ知識や経験をどう活かすか、大学に入ってから何を学びたいのかが問われます。
夏休みが終わると、9月から総合型選抜の出願が始まります。
2学期から慌てて対策を始めていては間に合わなくなってしまいます。
総合型選抜や学校推薦型選抜を利用する場合には、早めに対策をスタートしておきましょう。
「自分ではどうやって対策すればいいのかわからない…」という人は、総合型選抜に詳しい塾や家庭教師を利用するといいでしょう。

高3生の充実した夏休みを過ごす4つの方法

夏休みが終わってから「もっと勉強しておけばよかった…」と後悔したくないですね。
後悔しないためにも、計画的に受験勉強を進めることが大切です。
高校3年生が充実した夏休みを過ごすためには…
- 1学期の期末テスト後に受験勉強をスタートする
- 予備校・塾・家庭教師を活用する
- 勉強計画を作る
- 勉強計画を実行する
ことが重要です。
掘り下げて見ていきましょう。
1学期の期末テスト後に受験勉強をスタートする
「夏休みが始まったら本気を出そう!」と考えている高3生も多いでしょう。
でも、少しでも濃厚な夏休みを過ごしたいのなら、1学期の期末テストが終わったらすぐに受験対策に切り替えましょう。
期末テストが終わると、
- 期末テスト返却
- 懇談会
- 補習
というように、授業や課題・小テストなどは、いったんストップする高校は多いですね。
自分に合わせた勉強をしやすくなります。
夏休みは30~40日くらいありますが、1学期の期末テスト直後から受験対策をスタートすることで、さらに10日ほど勉強時間を確保できます!

スタートダッシュできるやん
ただ、ハードな部活動をしてる場合には、期末テストが終わると、部活が再開してしまいます。
その場合には、なかなか期末テスト後に勉強時間を確保しにくいかもしれません。
部活動とも折り合いをつけ、夏休みの勉強時間を確保したいものです。
※部活動と勉強の両立については、こちらの記事もどうぞ↓
予備校・塾・家庭教師を活用する
高校生は、自分で勉強を管理できるほど習熟し始めています。
ただ、苦手教科・単元は、自分では勉強しにくいものです。
そういう場合には、予備校・塾・家庭教師などを活用しましょう。
独学するよりも、人に教えてもらった方が早い場合も多いです。

塾や予備校の授業をすべて受講する必要はありません。
自分にとって必要な講義を見極めて、申し込むことが大切です。
ただし、「予備校・塾・家庭教師=即成績アップ」ではありません。
あくまで「勉強しているのは自分だ!」という当事者意識を持って、勉強しなければなりませんね。

塾・家庭教師を利用しても、自分が勉強しなければ力はつきません
勉強計画を作る
なんとなく勉強していると、なんとなく夏休みが終わってしまう可能性があります…
そうならないためにも、勉強計画表を作るのがおすすめです。
「勉強計画表」と聞くと難しそうに感じますが、
自分オリジナルの時間割
と考えるといいでしょう。
高校で何時間もたくさんの教科を勉強し続けられるのは、時間割があるからです。
自分で受験勉強するときにも、時間割を使うことで、メリハリをつけて勉強しやすくなります。
勉強計画表をつくるときには、手帳やスケジュール帳を使うのがおすすめです。
私は「目標達成ノートSTAR PLANNER」という手帳を使っています↓
日付を書き込むタイプなので、いつでも使えるので重宝しています。
また、メジャーリーガーの大谷翔平選手も実践していた、目標を「見える化」するマンダラや、習慣化して自信を高めるコツも書かれています。
勉強計画を作り方を、超コンパクトにまとめると、
- 何を
- どのように
- いつ
- どこで
勉強するのかを決めることです。
ただ、ここに勉強計画表のコツを書くと、とてつもなく長くなってしまいます(もうすでに長い記事になってしまっていますが…)。
勉強計画表の作り方についての記事があるので、こちらをぜひお読みください↓
無料の勉強計画表テンプレートがダウンロードできるので、ぜひ使ってくださいね!
勉強計画を実行する
勉強計画表を作ったら、あとは実行に移すのみです。
もちろん常に勉強計画通りに、勉強できるわけではありません。
勉強スケジュールにズレがでてきたら、その都度修正すればOKです。
計画を立てても、行動に移さなければ(実際に勉強しなければ)力はつきません。
三日坊主を防止する5つのコツ

もしかしたら「三日坊主」になることを心配している人も多いかもしれません。
初めはやる気満々で勉強をスタートしたけれど、日を追うごとにやる気は減っていき、いつの間にか勉強しなくなって…

うっ…
心当たりあるわ…
「三日坊主」は誰もが経験することです。
ですので、三日坊主になったとき、なりそうなときに、どう対処するかが大切です!
三日坊主を防止するコツは…
- ヤル気が出ない原因を書き出す
- ヤル気が出ない原因を取り除く
- 5日目には勉強を再開する
- 環境を変えてみる
- 強制力を働かせる
の5つです。
1つ1つ見ておきましょう。
ヤル気が出ない原因を書き出す
まず、やる気が出ないのなら、その理由をはっきりさせましょう。
頭の中で考えているだけでなく、紙に書き出すのがおすすめです。
「見える化」することで、三日坊主になる原因を自覚することができます!
手を動かして書き出すことによって、冷静&客観的に自分を分析できるでしょう。

勉強だけでなく、仕事や日常生活でも「見える化」は役に立ちます
ヤル気が出ない原因を取り除く
ヤル気が出ない原因を書き出して、可視化できたら、その原因を取り除いていきましょう。
<原因> | <対処法> |
スマホを触ってしまう | スマホを机から遠ざける |
何を勉強していいのかわからない | 高校の先生に相談する |
小さい妹がいて家では勉強できない | 塾の自習室に行く |
というように、原因がわかれば、対処しやすくなります。
そして、ヤル気が出ない原因をなくすことができれば、勉強しやすくなりますね。
特に高校生はスマホとの距離の取り方に悩んでいる子は多いですよね…
ゲームのガチャや、情報がすぐに更新されるSNSなど、スマホには依存しやすい仕掛けがたくさん施されています。
スマホとうまく距離を保ちながら、勉強に取り組めるといいですね。
※スマホとの距離の取り方について詳しくは、こちらの記事もどうぞ↓
5日目には勉強を再開する
誰もがずっと「ヤル気」を保ち続けられるわけではありません。
どんなに勉強ができる子でも、プロスポーツ選手でも、気持ちが整わないことはあります。
なので、やる気を失った後に、どう復活するかが大切ですね。
「三日坊主」で1番もったいないのが、4日目以降からずっと勉強しなくなってしまうことです。
じゃあ、5日目には勉強を再開すればいいんです!
三日坊主も10回続ければ、30日勉強できますね。

めっちゃポジティブやん
※勉強を習慣化する方法については、こちらの記事もどうぞ↓
環境を変えてみる
勉強に飽きてきたら、環境を変えてみるのも1つの手です。
同じことをずっと続けていたら、どうしても飽きてきてしまいます。
たとえば、家で勉強することに飽きてきたら、
- 月曜日:塾の自習室に行く
- 火曜日:高校の図書室で勉強する
- 水曜日:マクドナルドに行く
- 木曜日:自分の部屋で音楽を聴きながら勉強する
- 金曜日:市の図書館で勉強する
というように、勉強する空間や時間を変えてみましょう。
環境を変えてみるだけで、新鮮な気持ちで勉強に取り組めるかもしれません。
カフェなどで勉強するほうが、「勉強してる、オレ!」という気分を味わえる人もいます(笑)。
どんな環境が自分にピッタリなのかは、人それぞれです。
ぜひ勉強に集中できる環境を見つけてみてくださいね。
強制力を働かせる
いろいろ自分で工夫してみたけれど、勉強がはかどらないこともあります。
そういう場合には、強制力を働かせましょう。
つまり、勉強せざるを得ない状況に自分を追い込むということです。
最も簡単に強制力を働かせる方法は、「人」です。
自分以外の誰かに協力してもらうことで、強制力を働かせるわけです。
- 予備校の夏期講習を受講する
- 勉強計画表を親から見えるところに貼っておく
- 家庭教師にペースメイクしてもらう
- 勉強記録アプリで勉強時間を公開する
などです。
私は早起きが苦手です。
でも、娘と息子の起こし、朝ご飯を用意し、登校・登園するというミッションがあるので、早起きできています。
子どもたちが、私にとって「強制力」として働いているわけですね。
「自分は意志が弱くて、勉強が続けられない…」なんて、自己嫌悪に陥ってしまいがちですよね…
意思を強くするのはすぐにはできなくても、勉強が続けられる「仕組み」を作ってやればいいんです!

まとめ:【高3】大学受験を制する夏休みの過ごし方と勉強法!プロ家庭教師が解説
高校3年生にとって、夏休みは大学入試の天王山です。
やるべきことを明確にして、実行に移しましょう。
小学生・中学生と違い、高校生は自分で勉強を管理できるほど、成熟し始めています。
ただ、ずっとヤル気満々で勉強が続けられるわけではありませんし、勉強に行き詰まることもあります。
そういうときに、勉強を辞めてしまうのではなく、勉強を再開できる方法を自分なりに持っておくことが大切です。

それができるヤツは強い!
勉強した内容は社会に出てから忘れてしまいますが、自分をコントロールする方法は一生モノです!
みなさんが社会に出てからも、役に立つ能力です。
ぜひ大学受験を通して、自分をどうコントロールするのかも身につけてくださいね。
また、独学や自己コントロールが難しい場合には、外部の力も借りましょう。
みなさんが充実した夏休みを送れることを応援しています!