こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
中学受験するには、やっぱり塾が必要?
子どもが塾をイヤがってるけど…
そのようにお悩みのお母様・お父様の参考になる記事を用意しました。
今回の記事では…
- 中学受験塾に通うメリット
- 塾なしで中学受験に挑むメリット・デメリット
がわかります。
中学受験塾に通うかどうかは、お子様にとっても、ご家庭にとっても、大きな選択になりますよね。
みなさんの選択の一助になれば幸いです
中学受験塾に通うメリットとは?
まず、家庭で中学受験の勉強をするメリットを考える前に、一般的な中学受験塾に通うメリットについて考えておきます。
(この記事での「中学受験塾」は、集団・クラス指導を意味しています)
中学受験塾に通うメリットは…
- 【学習】独自のカリキュラムに沿って、講師が引っ張り上げる授業をしてくれる
- 【情報】学校情報や受験情報をゲットできる
- 【時間】塾での勉強時間が長い
- 【仲間】競い合うことができる
の4つだと、私は考えています。
1つずつくわしく見ていきましょう!
塾のメリット1.【学習】独自のカリキュラムに沿って、講師が引っ張り上げる授業をしてくれる
中学受験塾に通うメリットの1つ目は、もちろん「学習面」についてです。
中学受験で出題される内容は、小学校で習う内容からはかけ離れています。
つまり、中学受験独特の問題や、出題形式に慣れておかなければなりません。
そのためにも、中学受験用のテキストを使って、学習する必要があります。
特に大手塾は、多くの入試データをもとに、その塾オリジナルのテキストを編集しています。
何分冊にもなって、めっちゃ多いねん
また、ほとんどの集団・クラス指導塾の場合、小学6年生の夏以降に、入試レベルの問題をたくさん練習するために、前倒しのカリキュラムを組んでいるのが一般的です。
つまり、合格に必要な内容を、合格に必要なタイミングで、効率的に学習できるのが、中学受験塾に通う第1のメリットと言えますね。
また、中学受験に精通したプロ講師が、「引っ張り上げる」授業をしてくれます。
生徒1人1人のレベルに合わせることができないというデメリットはありますが、クラス全体にとって必要な知識と技術を過不足ないように指導しようとしてくれます。
塾のメリット2.【情報】学校情報や受験情報をゲットできる
中学受験塾に通うメリットの2つ目は、「情報」を手に入れられるという点です。
中学受験をするにあたって、気になることってたくさんありますよね…
- 偏差値
- 受験日程(スケジュール)
- 受験科目
- 併願校
など、学校情報や受験情報に精通していないと、なかなかわからないことが多いはずです。
塾によって、目標偏差値が違っていたり、ネットの掲示板を読むと、ウソかマコトかわからない情報に振り回されたりしますよね(汗)
A塾では偏差値60の学校が、B塾では偏差値55って、どういうことやねん
塾によって、生徒の層も違うからね
でも、中学受験塾ならば、そのような学校情報や受験情報を、保護者会や懇談会を通して、ゲットすることができます。
私立中学校は、塾向けの説明会も開催していますので、塾だからこそ知っている学校情報もあります。
なかなかお母様・お父様が調べても手に入らない情報も、塾で教えてもらえることもあるでしょう。
また、小学6年生の夏頃までは、ある程度学習する内容は決まっていますが、夏以降は、志望校・受験校に合わせた対策が必要になってきます。
志望校・受験校の傾向も、塾の先生たちは熟知しているので、適切に対策してくれるでしょう。
塾の先生に背中を押されて、受験校を決めたという受験生・保護者も多いはずです。
塾のメリット3.【時間】塾での勉強時間が長い
中学受験塾に通うメリットの3つ目は、「時間」です。
お母様・お父様が家で「勉強しなさい!」と言っても、子どもたちはなかなか勉強できないですよね…
でも、中学受験塾なら、「時間割」という強制力が働きます。
「強制」というと、イメージはよくありませんが、時間割があるからこそ、メリハリをつけて勉強できます。
もし時間割が決められていなかったら、大人であっても、メリハリをつけて勉強するのは難しいですよね。
だらだらスマホをいじっちゃうタイプです
また、中学受験塾は、プロによる個別指導・家庭教師よりも、時間単価は安い、つまり、コストパフォーマンスが良い場合がほとんどです。
たとえば、1時間8,000円のプロ講師にマンツーマンで指導してもらうとします。
1日90分で、8,000円×1.5時間=12,000円/回
1か月4回指導と考えると、12,000円/回×4回=48,000円/円
家庭教師センターへの紹介手数料や月会費などが加算される場合が多いので、ひと月50,000円くらいかかるでしょう。
1対1であったとしても、1日90分では、複数教科・複数単元の内容を学習する時間はあまりありません。
しかも、時間ピッタリで指導は終わってしまいます。
延長して、質問するとなると、さらに延長指導料金がかかります。
そう考えると、個別指導や家庭教師は割高です。
確かに…
一方、集団塾ならば、ひと月50,000円で全教科の学習が可能です。
しかも、授業時間も、個別指導や家庭教師より長く、通塾回数も週3回以上でしょう。
また、授業の後に、宿題の演習時間や質問タイムを設けている塾もあります。
関西圏の大手塾は、面倒見がいいことをウリにしているところが多いですよね。
このように、個別指導や家庭教師に比べると「コスパが良い」というのは、大きなメリットになります。
塾のメリット4.【仲間】競い合うことができる
中学受験塾に通うメリットの4つ目は、「切磋琢磨」です。
勉強というのは、自分自身で取り組んで乗り越えなければならない「孤独」な作業であるのは確かです。
でも、大人でも、1人で資格試験の勉強するモチベーションを保つのは大変ですよね。
周囲に同じ目標を目指してがんばっている仲間やライバルがいるからこそ、自分もがんばれます。
ひとりで甲子園は目指せません。
勉強もスポーツと同じですよね。
この記事をお読みの、お母様・お父様も、仲間に支えられて受験勉強を乗り切れたというかたも多いのではないでしょうか?
また、1人で勉強していると、自分の相対的な立ち位置がわかりません。
つまり…
毎日勉強してるけど、自分って成長してる?
他の受験生の中で、自分ってどれくらいの位置にいるの?
だんだん不安になってきますよね(汗)
でも、中学受験塾に通っていれば、公開テストなどの模擬テストも定期的に実施されます。
また、それらテストの結果をもとに、偏差値が計算されて、クラス替えが行われます。
なかなかシビアな世界ですが、自分の立ち位置がはっきりしているからこそ、目標までの距離がわかるというメリットがありますね。
関西圏の中学受験塾の最大手「浜学園」についての記事はこちら↓
関連記事:『浜学園に通う最大のメリットは?【関西圏の中学受験塾の最大手】』
集団塾なしで中学受験をするメリットとは?
次に、集団・クラス指導塾に通わずに、中学受験をするメリットを考えてみましょう。
集団塾に通わずに、家庭で中学受験対策をするメリットは…
- 【時間・費用】コストを抑えることができる
- 【性格】自分のペースで勉強に取り組める
という2点だと、私は考えます。
それでは、1つずつくわしく見ていきましょう!
塾なしメリット1.【時間・費用】コストを抑えることができる
まず、中学受験塾に通わないことによって、コストを抑えることができます。
1つ目が「時間」のコストです。
塾に通うには、塾までの往復の時間がかかります。
お子様の「時間」だけではありません。
送迎をする場合、お母様・お父様の「時間」もコストとなっています。
お母さん・お父さんも大変やで…
1回の通塾に、往復で1時間かかっているとします。
週3回塾に通えば、1時間/日×週3日=3時間/週。
1年間で50週だと考えれば、3時間/週×50週=150時間/年となります。
1年で150時間!
150時間÷24時間=6.25日
つまり、丸6日以上を、1年間で通塾時間に費やしていることになります。
夏期講習などの季節講習会なども含めると、時間はもっと増えることでしょう。
また、もちろん「費用」面のコストも抑えることができます。
中学受験の費用について、PRESIDENT Onlineで次のように書かれていました。
「日能研を例に取ると、3年間で約215万円になります。
PRESIDENT Onlineの記事『中学受験――「塾代」年間費用はいくら?』から引用
内訳は、小4約45万円、小5約65万円。6年生になると一気に上がって約105万円となります。
中学校に支払う受験費用、その他諸費用を加えると230万円と考えておいてください。
学年が上がるにつれ金額が上がるのは、通塾日数も増え授業料自体もやや高くはなりますが、一番の違いはオプション講座です。
受験直前の6年生は志望校対策などの選択講座や夏や冬の季節講習などのオプション部分が多くなり、その分、高額になるのです」(石田氏)
6年生では、約105万円ということは、ひと月で約10万円近く塾代がかかるという計算です。
家計に余裕があるご家庭なら、問題ないかもしれませんが、一般的な会社員というご家庭では、1ヶ月に約10万円の出費は大きいはずです。
子どもの教育のためなら…
そう思われるかたも多いかもしれませんが、塾代が家計の負担になってしまうことには変わりありません。
でも、集団塾に通わずに、家庭で中学受験対策をする場合には、高額な塾代を抑えることができます。
塾なしメリット2.【性格】自分のペースで勉強に取り組める
中には、集団形式での授業が苦手というお子様も結構います。
みんなの前で答えさせられるのは恥ずかしい…
板書をノートに写すだけで精いっぱい…
みんながみんな、クラス形式の授業に向いているわけではありませんよね。
そのような場合には、塾に通わずに、のびのびと自分のペースで勉強することができます。
私が家庭教師として担当したお子様でも、集団塾に通わずに中学受験で合格したという子は結構います。
家庭教師を利用するメリット・デメリットについての記事はこちら↓
関連記事:『【小学生にオススメ】家庭教師の効率的な利用例4選!』
集団塾なしで中学受験をするデメリットは?
今度は、集団塾に通わずに、家庭での勉強だけで中学受験を目指すデメリットを考えてみましょう。
その場合のデメリットは、さきほどご紹介した、「中学受験塾に通うメリット」の裏返しになります。
つまり…
- 【学習】教材・カリキュラムを家庭で決め、お母様・お父様が教えなければならない
- 【情報】学校情報・受験情報を家庭で集めなければならない
- 【時間】家庭で時間割を作り、律しなければならない
- 【仲間】仲間と競い合うことができない
という4点だと、私は考えています。
1つずつくわしく見ていきましょう。
塾なしのデメリット1.【学習】教材・カリキュラムを家庭で決め、お母様・お父様が教えなければならない
塾というサービスが成り立っているのは、単に講師が教えることがうまいからだけではありません。
塾でしか手に入らない教材や、塾オリジナルのカリキュラムがあるからこそ、塾というサービスが成り立っています。
つまり、ただただ教えるだけでなく、適切なタイミングで適切なテキストを使って、適切な方法で教える必要があるということです。
もしかしたら、お母様・お父様が中学受験を経験されていて、ご自分でも中学受験の問題を解けるかもしれません。
でも、自分で解けるのと、子どもが「解けるようにする」のとでは、大きなへだたりがあります。
方程式を使ったらとけるけど、つるかめ算を説明できない…
親が教えると、子どもが反発して、結局ケンカになってしまう…
そういうことって、結構ありますよね。
また、最近では、動画配信などのオンライン教材も充実してきています。
オンライン教材を使えば、子どもが自分で家で勉強できるやん!
と思われるかたも多いかもしれません。
ただ、よほど成熟した小学生でない限り、一方通行の動画学習は難しいと私は考えています。
高校生であれば、動画を見たうえで、次に何をすればいいのかを自分でしっかり考えることができるでしょう。
解説動画を見たから、次は問題を解いてみよう。
前の単元があやふやだから復習しておこう。
でも、小学生ではなかなかそうはいきません。
結局は、お母様・お父様が学習管理をしてあげたり、動画の内容をかみ砕いて説明してあげなくてはならなくなります。
このように、教材やカリキュラムをご家庭で決め、お母様・お父様が講師の代わりに教えるというのは、ご家庭でのかなりの負担になります。
塾なしのデメリット2.【情報】学校情報・受験情報を家庭で集めなければならない
勉強面だけでなく、「情報」も同じです。
塾に通わないことによって、学校情報・受験情報が入ってこなくなってしまいます。
塾に通っていれば…
- 偏差値一覧
- ○○中学校入試分析
- 説明会一覧
- プレテスト一覧
など、保護者会や懇談会を通して、いろいろな情報を手に入れることができます。
それらの情報を、お母様・お父様が自分の足で探しだしてくるのは大変です。
インターネットが使える時代とはいえ、まとまった情報をゲットするのは骨が折れるでしょう。
塾なしのデメリット3.【時間】家庭で時間割を作り、律しなければならない
塾には「時間割」があります。
時間割があるからこそ、メリハリをつけて勉強に取り組めるのでした。
でも、もし塾に通わなければ、時間割は自分で作らざるをえません。
自分で時間割を作って、その時間割を守ることほど、難しいことはありませんよね(汗)
休日はダラダラ過ごして、1日終わるタイプ
大人でも自分の決めたルールを守るのは、なかなかできないものです。
ましてや、小学生に「自律」を求めるのは、かなり無謀なはずです。
また、親が勉強時間を管理しようとしても、子どもが反発して、ケンカになってしまうという話もよく聞きます。
ですので、塾に通って、時間割通りに勉強するというのは、見えない強制力が、実は働いているのです。
塾なしのデメリット4.【仲間】仲間と競い合うことができない
そして、「仲間」というのも、大きなポイントになります。
さきほど書いた通り、勉強というのは、元来「孤独」な行いであるのは、まちがいありません。
だからこそ、仲間がいることが、ライバルがいることが、大切になってきます。
1人ではつらいことも、仲間といっしょだからこそ、乗り越えられるという経験もあるはずです。
受験勉強は、何年にもわたる長丁場の「航海」です。
同じ目標を持った仲間がいることは、心強い支えになるでしょう。
ルフィだけやったら海賊王にはなられへんやろな
では集団塾に通うことがマストなのか?
今回の記事は、「家庭で勉強するメリット」を考えるという内容でしたが、書けば書くほど、ご家庭だけで中学受験を目指すのは大変だということが浮き彫りになってきました…
実際に、ご家庭での勉強だけで、中学受験に挑戦することはかなり難しいでしょう。
では、中学受験を目指すなら、やはり、家庭で勉強するのは難しく、必ず集団塾に通わなければならないのでしょうか?
決してそんなわけではありません。
お子様が置かれている状況や、志望校によって、選択肢はいくつかあります。
いくつかのパターンをご紹介します。
- 灘中学校などの難関校を目指す場合
- 中堅校を目指す場合
- 6年生から中学受験の勉強を始める場合
この3つのパターンで考えてみましょう。
1.灘中学校などの難関校を目指す場合
難関校を目指す場合には、家庭で学習するには、かなり無理が出てきます。
各教科とも問題が難しく、難関校にできる市販の教材を探すことがまず不可能となります。
また、その難問を全教科とも、お母様・お父様が教えるのも大変です。
特に大手塾には、難関校に合格させるノウハウが蓄積されています。
大手塾というと、関西圏では…
- 浜学園
- 希学園
- 馬渕教室
- 能開センター
- 日能研
などですよね。
大手塾としては、「灘中学校○名合格!」という形で実績が欲しいので、難関コースに通う生徒たちへのサポートも手厚くなります。
灘中学校などの難関校を受験するならば、大手塾に通ったほうがいいでしょう。
関西圏の中学受験塾、大手5社の合格実績についての記事はこちら↓
関連記事:『【関西圏中学受験】大手5塾の合格実績比較!2022年度<最難関校編>』
2.中堅校を目指す場合
では、中堅校を目指す場合はどうでしょうか?
実は中堅校を目指すなら、必ずしも大手の中学受験塾に通う必要はありません。
大手塾の教材やカリキュラム、宿題の量は、さきほどご紹介した難関校に合わせて作られている場合がほとんどです。
学習レベルは高く、カリキュラムも次の学年の学習内容を前倒しして作られています。
ということは、中堅校を目指す場合、大手塾での学習内容はオーバーワークになってしまいがちです。
ですので、大手塾ではなく、地元の中小規模の中学受験塾でも対応可能です。
教室数は数校しか展開していないけれども、地元密着の中学受験塾ってありますよね。
うん、家の近くにあるわ
そういう中小規模の塾ならば、オーバーワークになり過ぎることなく、中学受験対策をすることができます。
また、大手塾ほど塾代が高くなく、家から遠くない場合が多いので、時間面や費用面のコストも抑えることができるでしょう。
中小規模の塾でも、日曜日の特訓などのオプション講座が存在します。
そのようなオプション講座は受講せずに、家庭で学習するということは有効です。
つまり、中堅校を目指す場合には、軸足は塾に置きつつも、オプション講座などは選別するといいでしょう。
そして、家庭でできることは、家庭でするということは可能です。
関西圏の中学受験塾の最大手「浜学園」のデメリットについては、こちらの記事をどうぞ↓
関連記事:『浜学園のデメリットって何?【関西圏の中学受験塾の最大手】』
3.6年生から中学受験の勉強を始める場合
6年生から中学受験の勉強を始める場合はどうでしょうか?
その場合には、中学受験塾への入塾を断られることがあります。
はっきりとは断られなくても、個別指導部門へ誘導されることもあるでしょう。
というのも、中学受験塾は、中学受験に必要な主な学習内容を小学5年生までに習い終わってしまっているからです。
よほど潜在能力が高いお子様でない限り、6年生になってから、中学受験塾に合流するのは大変でしょう。
まじか…
ですので、6年生から中学受験の勉強を始める場合には、家庭での学習が中心となるでしょう。
もちろんその場合にも、すべてお母様・お父様が背負うのは大変です。
個別指導や家庭教師を活用するといいでしょう。
ただ、個別指導や家庭教師に丸投げするのではなく、あくまで学習の軸足は家庭に置いておくべきです。
さきほどご紹介したとおり、プロの講師に依頼すると、費用は決して安くはありません。
家庭でできることは家庭でし、家庭で解決できなかったことを、個別指導や家庭教師に解決してもらうというスタンスがオススメです。
塾なしで中学受験するご家庭を、私もサポートしてきました
ただ、大学生のアルバイト講師には、注意が必要です。
大学生アルバイトは、長くても4年しか経験していない場合がほとんどです。
また、アルバイト感覚で指導するため、やはり生活がかかっているプロ講師とは、仕事にかける姿勢が違います。
もちろん学生アルバイト講師の中にも、学力・人柄ともに素晴らしい先生がいるのは確かです。
しかし、そのような良い先生にめぐりあう確率が、かなり低いでしょう。
学生アルバイト講師を選ぶメリット・デメリットについての記事はこちら↓
関連記事:『【家庭教師】学生アルバイト講師を選ぶメリットとデメリットは何?』
まとめ:家庭で勉強するメリット・デメリット
塾なしで中学受験の勉強をするメリットは…
- 【時間・費用】コストを抑えることができる
- 【性格】自分のペースで勉強に取り組める
一方、塾なしで中学受験の勉強をするデメリットは…
- 【学習】教材・カリキュラムを家庭で決め、お母様・お父様が教えなければならない
- 【情報】学校情報・受験情報を家庭で集めなければならない
- 【時間】家庭で時間割を作り、律しなければならない
- 【仲間】仲間と競い合うことができない
塾なしで勉強するデメリットの方が大きいため、中学受験をする場合には、基本的には、中学受験塾に通うことをオススメしています。
役割は分担した方が、お母様・お父様も楽ですよ
ただ、必ずしも中学受験塾に通わなければならないというわけではありません。
<中堅校を目指す場合>
大手塾に通わず、中小規模の地元塾でも対応できます。
軸足は塾に置きつつ、家庭でできることは家庭ですることも可能です。
<6年生から中学受験の勉強を始める場合>
家庭での学習に軸足を置きつつ、個別指導や家庭教師に足りない分をフォローしてもらうのがベターです。
くれぐれも個別指導や家庭教師に丸投げしないようにしましょう。
ただし、難関校を目指す場合には、大手塾の「レール」にうまく乗るのが得策でしょう。
塾と家庭教師の併用という方法もあります↓
関連記事:『中学受験には塾+プロ家庭教師の併用がおすすめ!【2つのメリット】』