こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
家庭教師ってどうやって利用すればいいの?
いろんな情報を聞くと迷ってしまう…
そのようにお悩みのお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
当サイトでも、これまで家庭教師についての記事をたくさん書いてきました。
そこで今回は、家庭教師に関する記事をまとめてみました!
- 家庭教師を利用するメリット・デメリット
- お子様に合った家庭教師の見つけ方
- 家庭教師センター経由か個人契約か
- 大学生アルバイト講師かプロ講師か
- オンライン家庭教師のメリット・デメリット
- 家庭教師の料金の相場
- 家庭教師のもったいない使い方
- 家庭教師を効果的に使い倒す方法
などなど、家庭教師の使い方を網羅した【完全版】です。
かなり長いまとめ記事になってしまったので、以下の目次をリンク替わりにお使いください。
ぜひ、家庭教師を効果的に使い倒して、目標を達成してくださいね!
元塾講師・プロ家庭教師として、のべ1000人以上を担当してきたノウハウをお伝えします
家庭教師を利用するメリット
家庭教師を利用するかどうか、迷われているお母様・お父様も多いでしょう。
家庭教師を使うメリットとデメリットを踏まえて、ご検討ください。
まず、家庭教師を使うメリットから見ていきましょう。
家庭教師を利用するメリットは、やはり学校や塾とは違って…
1対1で柔軟な指導が受けられること
です。
さらに、家庭教師のマンツーマン指導は…
- 指導内容をカスタマイズできる
- 質問しづらい子でも疑問を解消しやすい
- 通塾の時間を節約できる
- 保護者が指導の内容を把握しやすい
という4つのメリットに派生します。
1対1なので、その子に合わせた、内容・スピードで学べます。
「オーダーメイドカリキュラム」とうたっている家庭教師センターも多いですよね。
また、クラス形式の集団指導では、勉強しにくい子に家庭教師は合っています。
質問しなくても、講師の側から働きかけやすいでしょう。
塾に通う時間って、けっこうもったいないですよね…
家庭教師なら、講師がご家庭にうかがうでの、通塾の時間や送り迎えの時間が不要です。
講師を駅まで、車で送り迎えしてくださるご家庭もいらっしゃいます。
(ありがとうございます)
また、ご自宅で指導しているので、講師の声やお子様の反応を直接聞くことができます。
お子様とご家族、そして、講師との距離が近いのが家庭教師の特徴であり、メリットでしょう。
家庭教師を利用するデメリット
では、家庭教師を使うデメリットは何なのでしょうか?
家庭教師のデメリットは…
- 競い合うことができない
- 大人と1対1になることが苦手な子もいる
- 毎週、他人が家に上がりこむ
- 塾よりも費用が高くなることが多い
という4点です。
自分のペースで勉強できるのはメリットでしたが、逆に、競い合うべきライバルや仲間がいません。
また、大人と1対1で近い距離で接するのが苦手なお子様もいます。
その場合、家庭教師とのやりとりは苦痛になってしまうでしょう。
それに、指導のたびに他人(講師)が家にあがるのを、わずらわしく思うご家族もいらっしゃるでしょう。
やっぱり気をつかうやん
集団形式の塾は、たくさんの生徒から料金を請求するため、1人あたりの料金はおさえられます。
一方、家庭教師の指導は1対1などで、講師の人件費がもろに料金に影響します。
ですので、一般的に塾よりも費用が高くなってしまう傾向があります。
(料金の相場はあとでご紹介します)
お子様にぴったりの講師の見つけ方
次に、お子様と相性のいい家庭教師の見つけ方を、お話しておきましょう。
お子様に合った家庭教師を探すには…
- 家庭教師センターを比較する
- 目的・予算・講師像を伝える
- 体験授業を利用する
- 保護者・本人の印象で決める
という4ステップが一般的です。
まず、家庭教師センターに問い合わせます。
いくつかの家庭教師の派遣会社から、資料請求して見比べるといいでしょう。
料金や欠席したときの振替についてなど、会社ごとの違いをざっくり把握しておきましょう。
センターのスタッフに、「目的・予算・講師像」を伝えましょう。
大手の家庭教師センターほど、たくさんの講師を抱えています。
よさそうな講師を紹介してもらったら、体験授業を受けるのがおすすめです。
中には、体験授業がない会社、体験が有料の会社もあるので注意しましょう。
そのうえで、お子様と相性のいい講師を選びましょう。
また、お母様・お父様としては、家庭教師センターのスタッフの対応も重視したいですね。
ネット上の口コミ・評判なども参考にするといいでしょう。
家庭教師センター経由か個人契約か
ただ、インターネット上のマッチングサイトなどを利用して、ご自分で家庭教師を探すこともできます。
いわゆる「個人契約」ですね。
家庭教師センターが取るマージン(仲介手数料)がない分、個人契約は料金が安いのが一般的です。
ただ、個人契約はおすすめしていません。
このサイトを通じて、生徒を募集している私が言うのも変ですが
知り合いからの紹介でもない限り、信用に足る人柄なのかが、判断つきにくいものです。
学歴や指導歴、合格実績が「ウソ」の可能性もあります。
また、個人契約では、トラブルになった場合、ご自身で対応しなければなりません。
勉強に集中したいのに、トラブルの対応に追われるのは、避けたいですよね…
一方、家庭教師センターを通して、家庭教師と契約する場合には…
- お子様に合った講師を紹介してもらいやすい
- トラブルを仲裁してくれる
- 講師だけでなくスタッフがアドバイスしてくれることもある
といったメリットがあります。
さきほどお伝えした通り、家庭教師センターには多くの講師が登録しています。
その中から、お子様に合った講師を見つけやすくなります。
また、講師とご家庭の間でトラブルになったときに、会社が対応してくれます。
講師には直接言いにくいってことありますよね…
説明がわかりにくいとか、口臭・体臭がキツイとかな
それに講師だけでなく、会社のスタッフがカリキュラムや進路相談をしてくれる会社もあります。
一方、家庭教師センターを通すデメリットとしては、仲介手数料(マージン)を取られること。
手数料が講師に支払われる報酬に上乗せされるので、料金は高くなってしまいます。
そうであっても、家庭教師センターを通した方がメリットが大きいので、私は家庭教師会社を利用することをおすすめしています。
大学生アルバイト講師か社会人プロ講師か
家庭教師は大きく分けて…
- 大学生アルバイト講師
- 社会人プロ講師
に分かれます。
どちらを選ぶかも、大きな選択になりますよね。
大学生のアルバイト講師と社会人のプロ講師の、それぞれのメリット・デメリットを把握して、利用するようにしましょう。
まず、大学生アルバイト講師のメリットは…
- お子様と年齢が近い
- 料金が安い
という2点です。
お子様と年齢が近いので、子どもたちの間ではやっているアニメやゲーム、動画についてくわしい大学生も多いでしょう。
子どもたちにとって「お兄さん」「お姉さん」という感覚で接することができます。
また、次の項目でまとめますが、プロ家庭教師に比べると、料金は安いです。
お子さまの学年、講師の学歴や指導歴にもよりますが、1時間2,000円くらいから利用できます。
一方、大学生アルバイト講師のデメリットはというと…
- 指導経験が少ない
- アルバイト感覚の講師もいる
という2点です。
大学生は受験をくぐりぬけてきているので、自分自身が問題を解くことはできます。
でも、自分が解けることと、子どもに「問題を解けるようにさせること」は別です。
大学生の家庭教師は、経験が長くても4年程度なので、体系的に指導するのは難しいでしょう。
また、家庭教師センターのスタッフによると、ご家庭から多いクレームが「大学生講師の無断欠勤・無断遅刻」だそうです。
研究やサークル、就職活動で忙しいけど、無断欠勤・無断遅刻はNGやんな
残念ながら、あくまでアルバイト感覚という講師がいるのも事実です。
大学生アルバイト講師のメリット・デメリットについて、くわしくはこちらの記事をどうぞ↓
一方、社会人のプロ家庭教師を選ぶメリットは…
- 指導経験が豊富
- 情報に精通し、コンサル能力がある
- プロ意識がある
の3点です。
プロ家庭教師のほとんどは、現役の予備校・塾講師であったり、元予備校・塾講師です。
指導経験が長く、体系的に指導できます。
子どもたちの扱いにも慣れている講師が多いでしょう。
私自身も、元塾講師でした
また、学校や塾、受験に関する情報にもくわしい講師が多いです。
ですので、ご家庭で困っていることに対して「コンサルティング」できるのもメリットです。
それに、社会人プロ講師のほとんどは、フリーランス(個人事業主)です。
生活がかかっているので、プロ意識があります。
大学生アルバイト講師と社会人プロ講師の、メリット・デメリットを踏まえて、講師をリクエストするといいでしょう。
オンライン家庭教師のメリット・デメリット
家庭教師と言えば、講師がご自宅に訪問する「対面型」が基本です。
でも、近年、増えてきているのが「オンライン家庭教師」です。
パソコンやタブレットなどを使って、インターネット上で授業を受けることができます。
学校のオンライン授業も、コロナウィルスが蔓延して、一気に普及しましたね
オンライン家庭教師のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
オンライン家庭教師のメリットは…
- どこにいても指導が受けられる
- 家庭教師の交通費の負担がない
- 感染症のリスクがゼロ
の3点です。
地方に住んでいると、講師の数が少なかったり、公共交通機関が少なくて大学生講師が訪問できないことがあります。
でも、オンライン家庭教師なら、全国どこにお住まいでも、授業を受けられます。
また、対面指導の場合、講師の交通費は、ご家庭が負担する会社がほとんどです。
でも、オンライン家庭教師なら、交通費を負担する必要がありません。
それに、入試の直前期など、感染症が心配な場合でも、感染リスクはゼロです。
マスクしていても心配やん
くわしくはこちらの記事をどうぞ↓
一方、オンライン家庭教師を利用するデメリットは何でしょうか?
オンライン家庭教師のデメリットは…
- ネット環境に左右される
- 板書や指示が伝わりにくいときがある
- 生徒の手元や目線が講師から見えにくい
の3点です。
現在はインターネットが普及しているとはいえ、通信状態が悪いときってありますよね…
また、パソコンの動きが遅いなど、デバイスの調子にも左右されてしまいます。
また、対面なら指さすだけで伝わることでも、オンラインでは「32ページの11行目の…」というように、指示にひと手間かかる場合があります。
ホワイトボードの色が見分けにくいときもありますね。
私の経験では、青マジックと黒マジックの見分けがつきにくいです
講師側から、お子様の手元や目線が見えにくいのもデメリットの1つです。
対面なら、どのように問題を解いているのかが、すぐにわかるんですけどね…
中には、お子様の手元をうつすカメラを利用できるオンライン家庭教師センターもあります。
たとえば、動画で講師が選べるオンライン家庭教師「マナリンク 」では、手元をうつすカメラをレンタルすることができます↓
オンライン家庭教師のメリットとデメリットを知ったうえで、ご検討くださいね!
中学受験におすすめのオンライン家庭教師
ここからは、プロ家庭教師の目から見て、おすすめできるオンライン家庭教師をいくつかご紹介していきます。
まず、中学受験の対策として、おすすめのオンライン家庭教師は…
です。
大手の中学受験塾に通っている場合、塾のフォローが必要になるご家庭がかなり多いですよね。
中学受験塾の内容が難しくて、宿題をこなせない…
でも、塾の授業が忙しくて、別の個別教室に通う時間ももったいない…
お母様・お父様が送り迎えするのも大変です。
コロナの緊急事態宣言の頃は、私もオンラインで中学受験対策していました。
それで、中学受験の対策として、オンライン家庭教師を利用している子もいます。
特に算数は、中学受験独特のいわゆる「特殊算」の勉強がカギになります。
専門性が高い、プロ家庭教師を利用するご家庭も多いでしょう。
1つ1つの家庭教師センターについては、ここに書ききれないので、こちらのくわしい記事をごらんください↓
高校受験におすすめのオンライン家庭教師
中学生、特に高校受験対策におすすめのオンライン家庭教師をご紹介します。
中学生におすすめのオンライン家庭教師は…
の5つです。
中学生への指導は、最難関校を志望する場合でなければ、大学生のアルバイト講師でも対応できます。
ですので、費用を抑えることができます。
最近の中学生は、ふだんからスマホやタブレットを使っている子も多いので、オンライン授業にも対応しやすいでしょう。
1つ1つの家庭教師センターについては、ここに書ききれないので、こちらのくわしい記事をごらんください↓
各社の料金も比較しています。
中高一貫生におすすめのオンライン家庭教師
次に、中高一貫校に通うお子様におすすめのオンライン家庭教師をご紹介しておきます。
中高一貫校に通っていると、公立中学校の子どもたち対象の地元の塾には通えません。
また、通学にも時間がかかるお子様も多いでしょう。
学校の授業が7時間目まであったり、クラブで遅くなったりする場合には、予備校の授業に間に合わない中学生・高校生もいます。
ですので、家庭教師を利用する中高一貫生はかなり多いです。
私も毎年、私立の中高一貫校に通うお子様の指導を担当しています
中高一貫校に通う子どもたちにおすすめのオンライン家庭教師は…
などです。
中高一貫校は、6年一貫の前倒しのカリキュラムで学習するため、進度が早く、難しい内容まで扱いのが特徴です。
ですので、専門性の高いプロ家庭教師に依頼するご家庭も多いです。
1つ1つの家庭教師センターについては、ここに書ききれないので、こちらのくわしい記事をごらんください↓
高校生におすすめのオンライン家庭教師
中高一貫生におすすめのオンライン家庭教師と、重複するところもありますが、高校生におすすめのオンライン家庭教師もご紹介しておきます。
高校生におすすめのオンライン家庭教師は…
などでしょう。
高校生は、自分自身で勉強を管理できるようになっています。
ですので、必要な教科だけ受講するなど、自分でカスタマイズするのは、高校生に向いています。
基本は自分で勉強する。
自分では解決できないところを、オンライン家庭教師を使って解決する。
それが、理想的なオンライン家庭教師の使い方ですね。
1つ1つの家庭教師センターについては、ここに書ききれないので、こちらのくわしい記事をごらんください↓
不登校のお子様におすすめのオンライン家庭教師・教材
また、近年、学校に通っていないお子様が増えてきています。
文部科学省のデータによると、2020年度(令和2年度)には、全国で19万人もの子どもたちが不登校になっています。
(文部科学省「R2児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」)
学校で学ぶ代わりに、オンライン家庭教師やオンラインゲーム教材などの、別の「学び場」を利用するご家庭も増えてきています。
私も、不登校のお子様を担当することが増えてきていると実感しています
そんな不登校のお子様におすすめのオンライン家庭教師・オンライン教材は…
などです。
不登校のお子様にくわしい家庭教師センターを選んだ方がいいでしょう。
中には、不登校専門のオンライン家庭教師もあります。
ただ、不登校コースの場合には、料金が高くなる会社もあるので注意しましょう。
パソコンやタブレットを使ったオンライン教材も、人とのコミュニケーションが苦手なお子様には有効です。
特に「すらら」などは、オンラインでの学習を「出席扱い」にできるよう、サポートも受けられます。
ただ、学校(校長)の理解も必要やから、必ず「出席扱い」になるわけではないみたいやけどな
1つ1つの家庭教師センターについては、ここに書ききれないので、こちらのくわしい記事をごらんください↓
家庭教師の料金の相場
次に、家庭教師を利用するときの料金の相場を紹介します。
ただ、家庭教師の料金には、かなり幅があります。
- お子様の学年
- 利用目的
- プロ講師かアルバイト講師か
- 講師の学歴・指導歴・合格実績・専門性
- 地域、対面かオンラインか
といった要素によって、料金が変わってきます。
まず、お子様の学年が上がっていくほど、料金が高くなるのが一般的です。
小学生を指導するよりも、高校生の方が、専門的な知識が必要になるからです。
ただ、「利用目的」によっても、料金は違ってきます。
中学受験や、難関校・医学部の対策などは、料金が高めです。
一方、講師のグレードによっても、料金は変わります。
また、地域によっても料金に差があり、首都圏や関西は料金が高い場合があります。
対面かオンラインかでも差があり、オンラインの方が安いことがあります。
もちろん家庭教師センターによっても料金設定に差があります
ですので、ざっくりとした料金の相場になりますが、家庭教師センターを通して契約した場合…
大学生アルバイト講師 | 2,000~5,000円/時間 |
社会人プロ講師 | 5,000~10,000円/時間 |
といった金額になります。
ただ、さきほど「家庭教師センター経由か個人契約か」で紹介した通り、会社を通して講師と契約すると「仲介手数料」がかかります。
- 入会金・登録料
- 月会費・維持費・管理費
などの名目で、指導料金に上乗せされるのが一般的です。
「今なら入会金無料!」とか、よくCMとかチラシで見かけるやん
家庭教師センターによっても、料金設定にけっこう差があります。
まずは家庭教師センターの資料を取り寄せて、比較してみるのがおすすめです。
料金の相場や、各社の料金をある程度知ったうえで、家庭教師センターを選ぶといいでしょう。
家庭教師のもったいない使い方と効果的に使い倒す方法
ただ、せっかく家庭教師を利用しているのに、もったいない使い方をしているご家庭もあるもの…
プロ講師から見て、もったいない家庭教師の使い方は…
- 指導当日にやることを決める
- 一から教えてもらう
- 質問するだけ・教えてもらうだけ
- 講師や会社にお任せ
- 講師との約束を守らない
の5つです。
指導の時間は限られています。
その時間を有効に使うためにも、「行き当たりばったりの指導」や「すでに習ったことをイチから学ぶ」というのは、もったいない…
また、質問するのは、とても良いことです。
でも、質問して教えてもらうだけでは、自分で解けるようにはなりません。
宿題をしないなど、講師との約束を守らない場合も、成長スピードは遅いでしょう。
そういう指導をしてしまう、講師の側にも責任がありますが
では、どうすれば家庭教師を効果的に使い倒すことができるのでしょうか?
家庭教師の「おいしい使い方」は…
- 事前にやることを決めておく
- 自分でできることは自分で済ませておく
- 自分で解けるトレーニングをする
- ご家庭から要望を伝える
- 講師との約束を守る
- 講師や会社から有益な情報を聞き出す
の6つです。
「家庭教師の利用=即、成績アップ」ではありません。
やはり、自分で解けるトレーニングをしなければ、実力も成績も上がりません!
そのためにも、お子様・ご家族・講師の役割を分担しましょう。
例えば…
- ご家庭:事前に質問する問題を決めておく
- 講師:疑問を解消し、適切な宿題を出す
- お子様:自力で解けるトレーニング(宿題)をする
などですね。
講師や会社に「お任せ」すると、ともすれば「丸投げ」になりかねません。
やっぱり主導権は、お母様・お父様ができるだけ握っておくといいでしょう。
そのうえで、講師や家庭教師センターから、有益なアドバイスを引き出せるといいですね!
くわしくはこちらの記事をどうぞ↓
【学年別】家庭教師のおすすめの利用例
家庭教師を利用すると言っても、利用する目的は人それぞれ、ご家庭によって異なります。
ただ、実際に指導していると、家庭教師を利用する目的は、いくつかのタイプに分かれています。
小学生・中学生・高校生という学年別に分けて、家庭教師のおすすめの利用例をご紹介しておきます。
小学生におすすめの家庭教師の使い方
まず小学生におすすめの家庭教師の利用例は…
- 小学校の補習
- 中学受験対策(塾のフォロー)
- 英検対策(特にライティング・スピーキング)
- 学校や塾のクラス授業になじめない場合
の4つです。
高学年になってくると、学習内容もだんだんと難しくなってきます。
ご家庭での教えられなくなってくると、家庭教師などの外部の手を借りる方が多いです。
圧倒的に多いので、中学受験対策です。
中学受験の内容は特殊なので、専門性の高いプロ家庭教師を利用する方が多いです。
私が担当する小学生も、ほぼ100%が中学受験を目指しています。
しかも、大手塾のフォローがほとんど。
また、添削や面接のトレーニングには、マンツーマン指導がぴったりです。
クラス形式の集団授業が苦手なお子様もいます。
学習障害などの発達障害をお持ちの場合には、学校や塾の授業が合わないことがあります。
その場合には、マンツーマン指導の方が、学びやすいでしょう。
中学生におすすめの家庭教師の使い方
次に、中学生におすすめの家庭教師の利用例を見ていきましょう。
特に多いパターンは…
- クラブ活動が忙しくて塾に通いにくい
- 定期テスト対策(公立・私立)
- 塾のフォローや添削指導
- 英検対策(特にライティング・スピーキング)
- 学校や塾のクラス授業になじめない場合
の5つです。
まず、練習がハードな部に入部してしまうと、塾に通えなくなる場合があります。
家庭教師なら、部活動で忙しくても時間の調整がつきやすいでしょう。
また、中学生になると、定期テストがスタートします。
ですので、公立中学校に通っている場合でも、私立中学校に通っている場合でも、多くのご家庭が「定期テスト対策」で家庭教師を利用されます。
特に私立中学校は、進度が早く、内容が難しいですね。
通学時間も長いので、家庭教師をよく利用されています。
難関高校を目指す場合には、塾のフォローが必要になる場合もあります。
特に、国語の記述問題や作文、英作文などの添削は、マンツーマン指導に向いています。
また、中学生になると、不登校の子どもたちが増えています。
中学生になって、発達障害が目立ってくるお子様も多いものです。
クラス形式の授業になじまない場合には、家庭教師を利用して、学習を進めている子はけっこういます。
高校生におすすめの家庭教師の使い方
高校になると、科目が細かく分かれるので、すべての科目を塾・予備校で受講するのは現実的ではありません。
基本的には、必要に応じて、受講科目を決めることになります。
高校生が家庭教師を利用する目的として多いのは…
- 定期テスト対策
- 留年を回避するため
- 大学受験対策(小論文・英作文の添削を含む)
- 英検対策(特にライティング・スピーキング)
などです。
高校の学習内容は、中学の頃に比べると、さらに深く難しくなります。
さらに、高校には「留年」がありますよね…
留年を回避するために、家庭教師を利用する高校生はけっこういます。
予備校はあまり定期テスト対策まではしてくれません。
それに、わからないことが多すぎると、塾や予備校に通っても空回りしてしまいます
また、当然ですが、大学受験に向けて、たくさんの高校生が家庭教師を利用します。
医学部などの最難関大学を受験する場合には、プロを利用するご家庭が増えます。
小論文や英文和訳・英作文の添削にも、マンツーマン指導はぴったりです。
まとめ:家庭教師の利用ガイド
家庭教師のメリット・デメリットから、おすすめの利用例まで網羅しました。
長くなりそうだったので、詳細の記事にリンクを張りましたが、それでも長いまとめ記事になってしまいました…
家庭教師を利用するための一助になれば幸いです!