こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
ドラマ『二月の勝者』第6話では、井上真央さんと住田萌乃ちゃんの弓道シーンがありましたね。
(上の画像は、弓道ではなく、アーチェリー的ですよ)
弓道経験者の私としては、ちゃんと2人とも、レンタルの弓ではなく、自前の弓を持っていたことに感心(笑)
弓具は値段は決して安くない…
紗良(住田萌乃)のバックには、桜花ゼミナールの社長である白柳おじいちゃん(岸部一徳)がついてるので、きっとおじいちゃんに買ってもらったという設定でしょう。
いよいよ佳境のドラマ『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』第6話について、元塾講師があれこれ語ります!
『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』第6話 あらすじ
第6話の主役は、最上位Ωクラスの直江樹里(野澤しおり)と、中堅Aクラスの柴田まるみ(玉野るな)。
まるみは不登校で学校には通っていませんが、桜花ゼミナール吉祥寺校には通ってくれています。
あまり熱心には勉強していなかったものの、二葉女子学院に通う大森紗良の話を聞き「二女」を目指す気になります。
※校長・黒木蔵人(柳楽優弥)の策です。
Ωクラス選抜テストの結果、まるみと上杉海斗(伊藤駿太)がAクラスからΩクラスにアップ。
そして、新クラスで塾の夏合宿がスタートします。
友達がいなかったまるみですが、樹里が気さくに声をかけ、だんだんと仲良くなっていきました。
しかし、いざΩクラスとして授業がスタートすると、まるみはクラスについていけず、特に樹里のすごさに圧倒されてしまいます。
夏合宿から帰ってきたまるみは母・美佐子(月船さらら)に…
「私、やっぱり、二女なんて夢見てバカだった。私なんか受かりっこない」
と涙を見せてしまいます。
ΩクラスからAクラスに戻してもらおうと、塾に相談に来たまるみの母に対し、黒木校長はまるみと樹里の「化学反応」に期待し、もう少し様子を見るよう説得します。
しかし、樹里をうらやましく感じていたまるみは、「樹里とは違う」と、とうとう爆発してしまいます。
一方の樹里も、「まるみは伸びしろしかないじゃん!」と、Ωクラスで停滞する自分に焦りを感じて、まるみをうらやましく感じていたのでした。
「樹里といっしょに二女行きたい」
「樹里もまるみと二女に行きたい」
と本音をぶつけあった2人は、さらに仲良くなったのでした。
『二月の勝者 ―絶対合格の教室―』第6話 見どころ
娘が生まれてから、涙もろくて困ります…
特に子どもが頑張っているシーンに弱くて弱くて…
年を取ると、ほんとに涙腺が緩くなりますね。
第5話では男子の友情が描かれましたが、第6話は女子の友情がテーマでした。
そんな第6話の見どころをご紹介します!
「この志望校はまるみさん自身の考えですか?」
柴田まるみは、大森紗良から二葉女子中の話を聞き、その憧れを黒木校長に打ち明けます。
黒木先生は「この志望校はまるみさん自信の考えですか?」と問いかけます。
中学受験において、この質問はかなり大切ですよね。
どうしてもお母様・お父様主導で、中学受験は進んでしまいがちです。
塾を決めるもの親、家で教えるのも親、そして、志望校を決めるのも親、というわけです。
まだ、私立中学校という選択肢についてよく知らない小学生を、大人が先導してあげなければならないので、ある程度は仕方がありません。
でも、中学受験の勉強が、「自分自身のため」になった瞬間、子どもたちって結構変わります。
これまで不登校で塾の勉強も消極的だったまるみは、だんだんと勉強に対して積極的になっていきました。
「暗記モノってガッツリ覚えようとしないで、スキマ時間にやってるって感じかな」
国語や算数の演習は、腰を据えてじっくりと時間をかけなければなりません。
一方、漢字や社会の用語などの暗記モノは、スキマ時間で対応できますね。
実際、朝起きてから学校に登校する前に、暗記の練習をしている受験生は結構多いものです。
暗記モノに時間を確保できていなかった受験生は、ぜひこの方法で時間を捻出してみてはいかがでしょうか?
大人でも、スキマ時間を上手に使えない人が多いのに…
大人も見習わねば…
ちなみに直江樹里のママは、戦国武将好きの「腐女子」とのこと。
それでようやく気付いたのですが、桜花ゼミナール吉祥寺校の生徒たちって、戦国武将の苗字だったんですね!
- 前田
- 島津
- 武田
- 上杉
- 直江
- 柴田
『二月の勝者』ファンには、「今頃気づいたんかい!」と言われそうですが…
「私は星を拾って投げているだけです」
「たどり着きましたよ。あなたがルトワック時代から、ずーっと隠し通してきた場所に」
大手塾ルトワックのエリート講師・灰谷純(加藤シゲアキ)が、とうとう黒木先生に裏(表)の顔にたどり着いてしまいました。
その灰谷に対して、黒木先生は「私は星を拾って投げているだけです」という意味深な言葉を投げかけます。
黒木先生は、夜の繁華街にまぎれて、訳ありの子どもや大人たちに、無償で勉強を教えていました。
そこで学ぶ生徒たちが「星」ということでしょうか?
井の頭ボウルの娘・紗良も、そこで黒木先生に教わり、二葉女子に合格したのでした。
しかし、繁華街で無償で塾を経営できるわけがありません。
「例のお金、振り込んでおきましたよ」と第2話で言っていた、白柳社長が黒木先生のパトロンであることは、ほぼ間違いないでしょう。
そこまで突き止めた灰谷に対して、黒木先生が手渡したのは…
黒木先生の裏の塾「STARFISH」で催される「9月おたんじょうびかい」の招待状でした。
うーん、どういうつもりなのでしょうか…