
こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
塾講師・家庭教師として、たくさんのお子様の国語の指導を担当してきましたが、やっぱり痛感するのが…
たくさんの言葉を知っているって大事やな
ということです。
言葉をたくさん知っている子は、それだけ文章が読みやすいものです。
一方、言葉の数が少ない子は、持っている「武器」が少ないわけですから、読みにくい文章が多くなります。
読んでいても、知らない言葉は虫食い状態で、「わかるようでわからない」、あるいは、「何となくならわかる」という状態のはずです。
また、文章を読む力は、国語の読解だけでなく、算数の文章問題や理科・社会の学習にも活きてきます。
つまり、言葉の力というのは、すべての学習の土台だと私は考えています。
ですので、わが家でも1歳の娘に、少しでもたくさん言葉を触れさせようと、Benesseの「こどもちゃれんじ ぷち」を購入しました。
2020年4月から2021年3月まで、1年間「こどもちゃれんじ ぷち」を使って感じたメリットをまとめてみました。
これから「こどもちゃれんじ ぷち」を使おうかと迷っているママさん・パパさんの参考になれば幸いです!
「こどもちゃれんじ ぷち」って何?
1年間使って感じたメリットを書く前に、「こどもちゃれんじ ぷち」という教材がどんなものなのかを、先にご紹介しておきますね。
「こどもちゃれんじ」は、ベネッセコーポレーション(以下ベネッセ)が販売している幼児用の教材です。
ベネッセは、「こどもちゃれんじ」の他にも、「進研ゼミ」という通信教育教材を、小学生・中学生・高校生に提供しています。
テレビCMでもよく流れているので、ママさん・パパさんたちは、ご存知だと思います。
中には「自分も学生の頃、進研ゼミやってました」という、進研ゼミ経験者のママさん・パパさんも結構いるのではないでしょうか?
「こどもちゃれんじ ぷち」は、1・2歳を対象にした通信教材となっています。
メインキャラクターの「しまじろう」は有名ですよね。
「教材」と書きましたが、問題集やテキストのようなかたくるしい内容ではありません。
- 絵本(シールや仕掛け付き)
- おもちゃ
- DVD
という「遊べる」ラインナップになっています。
遊びながら、楽しく学べるというコンセプトですね!
- ことば・英語
- 生活習慣
- 人と関わる力
- 運動・リズム
- 好奇心
- 知育
という6つのテーマで、バランスよく構成されているとのこと。
(詳しくは、こどもちゃれんじサイトをどうぞ↓)

実際のところはどうだったのか、1年間「こどもちゃれんじぷち」を使って感じたメリットをご紹介していきますね。
「こどもちゃれんじぷち」を1年間使って感じた6つのメリット

「こどもちゃれんじぷち」を1年間使って感じたメリットは…
- 本やおもちゃを親が自分で選ばなくていい
- コストパフォーマンスがいい
- しまじろうたちのおかげで言葉を覚える
- 生活習慣やマナーも身につく
- 親子の触れ合いのきっかけになる
- 1人遊びをしてくれる
の6つです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.本やおもちゃを親が自分で選ばなくていい
「子どものために、本やおもちゃくらい自分で選べよ!」
と思われたかたもいるかもしれません(汗)
もちろん「こどもちゃれんじぷち」以外の本やおもちゃもある程度は、自分たちで選んで買っていますよ。
選ぶのも楽しいものですよね。
ただ、1・2歳の子どもの発達段階にぴったりの本やおもちゃを選ぶのって、結構難しいですよね…
「あ、この絵本はかんたん過ぎて、つまらなかったかな」
「うーん、迷路はまだ早かったか…」
とか、なかなかわが子の成長にぴったりな教材をチョイスできないものです。
また、本人たちがまだ充分に言葉を話せない分、どんなものを求めているのかも、いまいちつかめないものです。
でも、「こどもちゃれんじぷち」なら、1・2歳の発達段階に合わせた本やおもちゃ、DVDを毎月送ってきてくれます。
この「毎月」というのも、ポイントです。
先月の教材に飽きた頃に、定期的に本やおもちゃを届けてもらえます。
娘も「こどもちゃれんじぷち」の教材がポストに入っているのを見ると…
「おーちゃん、来たあああぁっ!」
とテンションは一気にマックスに。
(わが娘は、しまじろうのことをなぜか「おーちゃん」と、当時呼んでいました)
その日は、ひたすら新しいおもちゃで遊び、絵本をせがみ、当分の間DVDを見続けてくれます。
※ポストに入らないほど、おもちゃが大きいときは、再配達になります。
2.コストパフォーマンスがいい

おそらく「こどもちゃれんじ ぷち」を検討されているママさん・パパさんが気にされているのは、教材費ですよね。
「こどもちゃれんじ ぷち」にかかる費用はこんな感じ…
毎月払い | 月々2,379円(税込み) |
12ヶ月一括払い | ひと月あたり1,980円(税込み) |
「うーん、これって安いの? 高いの?」と迷ってしまうかもしれませんね。
ただ、絵本を本屋さんで1冊買うと1,000円近くします。
質の良いおもちゃを買うとなると、1,000円は軽く超えるでしょう。
「こどもちゃれんじ ぷち」なら、本・おもちゃにDVDもついて、12ヶ月一括払いなら、ひと月あたり1,980円になります。
(DVDは2月に1枚です)
それに、さきほどメリット1で触れた通り、ベネッセさんが1・2歳の子どもの発達段階を踏まえて、教材を作ってくれています。
私自身は元塾講師で、現在はプロ家庭教師をしています。
塾というのは、もちろん授業をする場所です。
でも、塾講師は授業技術を磨くだけでなく、担当する生徒たちに合った教材を作成したり、効率的なカリキュラムを作ったりしています。
教材が生徒にとって簡単すぎても、難しすぎても効果は出ません。
また、適切なタイミングで教えなければ、指導効果も下がってしまいます。
だからこそ、進学塾というサービスが成り立っています。
そういった作業を、ご家庭でするのは難しいですよね。
塾と同様に「こどもちゃれんじぷち」も、いわば効率的なカリキュラムで教材を作って、毎月届けてくれています。
これって、教育業界で働いている人間からすると、めっちゃ大切なことなんです。
ですので、私はひと月あたり1,980円の通信教材は、「コスパ良し」だと考えています。
ちなみにわが家では、「刺激が多ければ多いほどいいだろう」と考えて、12ヶ月一括払いにしました。
実際、毎月教材が届いても使い切れなかったり、持て余してしまったりするということはありませんでした。
もちろん子どもの興味には波があるので、急に本やおもちゃで遊ばなくなる時期もありますが、また思い出したかのように遊び始めます。
1年間使ってみて、じゅうぶんにひと月1,980円の元は取れたと感じています!
それどころか、「こどもちゃれんじ ぽけっと(2・3歳向け)」に進級した後も、「ぷち」の教材でも遊び続けているので、減価償却はまだまだ続いています(笑)
また、入会金・退会金・再入会金は0円。
送料も教材費に含まれているので、全国どこにお住まいでも、値段は変わりません。
途中退会も可能で、全額も返金してもらえます。
(詳しくは、「こどもちゃれんじ」のホームページをどうぞ↓)

3.しまじろうたちのおかげで言葉を覚える
冒頭で、「言葉の力は、すべての学習の土台だ」と述べていましたよね。
元塾講師としてたくさんの生徒たちと向き合ってきた私は、娘にも、できるだけたくさんの言葉に触れてほしいと思っていました。
ただ、子どもは勝手に言葉を覚えていくとは言え、親が言葉を教えようとすると、どうしても「お勉強」の色が強くなってしまいます。
「この色は、『あか』って言うねん。こっちは『あお』色やで」
確かに1・2歳は好奇心のカタマリなので、そんな説明でも覚えてくれるかもしれません。
ただ「こどもちゃれんじ ぷち」なら、本やDVD、おもちゃに、1・2歳にぴったりの言葉がちりばめられています。
動物や乗り物、色や昆虫、くだもの・野菜…
遊びながら、歌いながら、絵本を読みながら、自然と言葉に慣れ親しんでいけるということです。
例えば、しまじろう家族だけでなく、「車のブルーン」や「いろりん」、「トイレちゃん」といったキャラクターも登場します。
(↓「いろりん」たち。現在、あかりんの下半身は行方不明)

また、DVDでは、まなおねえさん(小川真奈さん)が、優しく語りかけてくれます。
まなおねえさんやキャラクターたちに愛着を感じるので、楽しみながら、すんなりと娘になじんでいくようでした。
特に近年はコロナウィルスの影響でステイホームすることを余儀なくされています。
わが家でももっといろいろなところに娘を連れていってあげたかったのですが、なかなかそうはいきませんでした。
でも、「こどもちゃれんじ ぷち」のおかげで、海や花火、動物園を「予習」することができました。
コロナの感染者数が落ち着いた時期には、動物園に行くことができ、実物の動物を見て喜んでもらえました。
4.生活習慣やマナーを身につく
また、言葉だけでなく、「生活習慣やマナー」も「こどもちゃれんじぷち」で学ぶことができます。
歯磨きやトイレトレーニングって、なかなかすんなり進みませんよね…
「歯磨きイヤ! しない!」と暴れ…
強引に歯磨きすると、余計に歯磨きが嫌いに…
親はイライラして、負のスパイラルに…
「こどもちゃれんじぷち」では、本やDVDの中で、歯磨きやトイレをうながすコーナーを作ってくれています。
「ほら、おーちゃん(しまじろう)も歯を磨いてるやん。だから磨こう」
「はーみがきしましょ シャカシャカ シャカシャカ♪」
しまじろうをだしにして、活用して、楽しい雰囲気を醸し出して、歯磨きに持ちこめます。
さきほど、「トイレちゃん」というキャラクターを紹介しましたが、トイレトレーニングで役に立ちます。
「トイレちゃんと一緒にトイレ行こか」
と誘うと、トイレちゃんを連れて、トイレに行ってくれることが増えました。
しまじろうたちのおかげで、何度救われたことか!
親の言うことは聞かないのに、学校の先生の言うことなら素直に聞くという子、いますよね。
同じように、親の言うことは聞かないのに、しまじろうの言うことなら素直に聞いてくれます(笑)
ほんと、しまじろう様様ですよ。
(もちろんしまじろうの神通力が通じないイヤイヤもありますが…)
また、生活習慣だけでなく、マナーも学ぶことができます。
- 暑い日には、帽子をかぶる
- 外を歩くときは、手をつなぐ
- 外から帰ってきたら、手を洗う
など、本やDVDを通して、日常のルールも学んでくれますね。

5.親子の触れ合いのきっかけになる
わが家では、娘が1人目の子どもだったということもあり、恥ずかしながら、子どもとどのように遊べばいいのかわからないことがありました。
大人の感覚で楽しませようとしても、子どもとしては全然食いつかないことってありますよね(笑)
でも、「こどもちゃれんじ ぷち」なら、本やおもちゃを使って、子どもの目線でいっしょに遊ぶことができます。
あ、この「子どもといっしょに遊ぶ」って大事ですよね!
どうしても大人って「遊んであげる」という上から目線になってしまいがちです(反省)
絵本を読んでいると、子どもって絵本の本筋とまったく関係ないことに食いつきますよね。
「これは何?」
「女の子、何してるの?」
「なんで、サンタさん来るの?」
そんな何気ない触れ合いができるのも、「こどもちゃれんじぷち」の魅力です。
また、「こどもちゃれんじぷち」最強のおもちゃが、「しまじろうパペット」です!

しまじろうを手に装着すれば、いつでもしまじろうになりきることができます。
しまじろうパペットで「こちょこちょ~」とくすぐるだけで、娘は爆笑。
「もう一回」と何度も、リクエストしてくれます。
娘が少しレベルアップすると、娘自身がパペットを使って、ままごとをするようになりました。
「全部食べなあかんで」とか言いながら、しまじろうのお世話をするようになりました。
「おおっ! しまじろうの面倒を見るようになったのか!」と、娘の成長に感動したものです。
さらに、レベルアップすると、しまじろうパペットで人形劇を楽しむようになりました。
でも、その人形劇は、私が主演でしまじろう役を演じ、娘がなぜかアンパンマンのキャラクターで人形劇に参戦するという形式です。
「もう一回」
というエンドレスなループに入り、何度も心は折れそうになりました…
とにもかくにも、親子の触れ合いは増えますよ。
6.1人遊びをしてくれる
たった今、エンドレスなしまじろう劇場のお話をしましたが、親がもうヘトヘトになってしまうときってありますよね。
仕事の後だったり、家事もしなければならなかったり、ただただ子どもの「もう一回」リクエストに発狂しそうになったり…
そんなときに、「1人遊び」をしてくれると、親としてはとても助かります。
「おーちゃん(しまじろう)のDVD見るか?」と聞くと、娘は自分でDVDをチョイスし始めます。
そして、テレビのDVDトレイを勝手に開けて、DVDを挿入。
ソファによじ登って、DVD鑑賞のスタンバイは完了です。
もう慣れたもんです(感心)。
2か月に1枚のDVDですので、例えば、DVDのメニュー画面で「5月号」か「6月号」か内容を選ぶようにできています。
そこだけは、「どっちがいい?」と聞いて、大人が操作してあげなければなりませんが、その後は1人で集中してみてくれます。

ときどき、まなおねえさんと一緒に歌ったり、キャラクターのセリフを完コピしてしゃべったりしています。
(子どものコピー能力ってすごいですよね…)
娘がDVDに熱中している間に、私たちは家事をしたり、ひと息ついたりできます。
ママさん・パパさんも休憩が必要ですよね。
【1・2歳】「こどもちゃれんじぷち」を1年使って感じたメリット まとめ
「こどもちゃれんじ ぷち」は、本・おもちゃ・DVDがセットになって毎月届く、1・2歳向け教材です。
(DVDは隔月です)
12ヶ月一括払いなら、ひと月あたり1,980円で、コスパは良いです。
子どもの発達段階に合わせて、言葉や生活習慣を学べる教材になっています。
子どもと触れ合うきっかけになったり、こどもがしまじろうに夢中になっている間にママさん・パパさんはひと息ついたりすることもできます。
「こどもちゃれんじ ぷち」を検討されているママさん・パパさんの参考になれば幸いです。
(最新の情報は、こちらベネッセのサイトからどうぞ↓)
