こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
うちの子、すぐに飽きちゃう…
難しいドリルはあきらめてしまう…
そのようにお悩みのお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
うちの娘(5歳)は、ふだん【こどもちゃれんじ】をやっています。
ただ、ずっとしまじろうでは飽きてきたみたいです(しまじろう、ごめん…)
そんな娘が今ドはまりしているのが、4・5・6歳向けのポケットモンスター知育ドリルです↓
実際に5歳娘が使ってみての…
- おすすめできるポイント
- どんな子に向いているか
- 使うときの注意点
を、プロ家庭教師の目線でレビュー&まとめました。
4・5・6歳くらいのお子様をお持ちのお母様・お父様の参考になれば幸いです!
プロ家庭教師も、わが子の教育には迷います…
ポケモン知育ドリルのおすすめポイント
まず、ポケモン知育ドリルを使って感じた、おすすめポイントから見ていきましょう。
ポケットモンスター知育ドリルのメリットは…
- ポケモン好きにはたまらない
- かんたんなので集中できる
- 読みがながふられている
- 問題の種類が豊富で飽きない
- シールを貼って達成感を味わえる
- 切り離して好きなページから取り組める
の6つです。
掘り下げて見ていきましょう。
ポケモン好きにはたまらない
まず、ポケモンがたくさん登場するので、ポケモンに興味がある子にはたまりません。
うちの娘は、最近ポケモンを知ったばかりのにわかファンで、あまりポケモンを知りません。
それでも…
あ!イーブイ!
ドーナツで食べた子もいる!
※ミスドでコダックのドーナツを食べた
と、知っているポケモンに盛り上がり、知らないポケモンにも興味を持っています。
かわいいポケモンたちがいっぱい出てくるだけで、テンションがあがるみたい。
子どもの頃にポケモンをしていた親世代も、けっこう楽しめますよ。
私は、赤・緑、金・銀プレイヤーです
かんたんなので集中できる
中には、けっこう難しい知育ドリルも売られていますが、このポケモン知育ドリルはかんたんです。
ルールがわかれば、1ページ1分もかからずに終わっちゃう問題もあります。
でも、4・5・6歳の子どもたちにとっては、1ページに時間をかけるよりも、さくさく進んだ方が集中しやすいでしょう。
基本的には…
- 線を引くだけ
- 丸で囲むだけ
- シールを貼るだけ
- なぞるだけ
です。
実際のページはこんな感じ↓
「線を引くだけ・丸で囲むだけ・なぞるだけ」って言っても、4~6歳頃の幼児って、まっすぐ線が引けず、なぞるのもはみ出しがちですよね…
ですので、えんぴつに慣れることも大事だと、私は考えています。
タブレット学習との大きな違いはココ
読みがながふられている
ポケモンの名前は、カタカナ表記です。
ドリルでは、まだカタカナが読めない子のために、ひらがなの読みも書かれています↓
ひらがながまだパーフェクトに読めなくても大丈夫です。
ポケモンを見ればなんとなく読める子も多いでしょうし、おとながルールを説明してあげれば問題ありません。
うちの5歳娘も、あやふやなひらがなもありますが、特に気にせず取り組んでいます。
むしろ、ポケモンのおかげで、ものすごい勢いでカタカナを覚えています…
「好きこそものの上手なれ」はマジ
問題の種類が豊富で飽きない
知育系のドリルの中には、「もじ」なら文字ばかり、「かず」なら数字ばかり出題するドリルって多いですよね。
でも、このポケモン知育ドリルは…
- もじ
- かず
- ちえ
- プログラミング
- ABC
の5つのテーマを盛り込んでくれています。
ですので、いろんなゲームがあって飽きないようでした。
「プログラミング」というと難しそうに感じますが、実際には「条件付きの迷路」だったりします↓
「ものごとを順序だてて考える」ことを、プログラミングと呼んでいるようです。
合計64ページ分、ドリルが用意されています。
シールを貼って達成感が味わえる
各ページ右上に「できたよシールを貼ってね。」というスペースがあります。
そのページをやり終えたら、付属の「できたよシール」を貼っていきます。
どんどんシールをはがして貼っていくのが、娘のモチベーションになっていました。
子どもって、シール好きですよね。
1つ1つクリアできたことで、達成感を味わえます。
勉強の習慣づけには、レコーディング(記録)がぴったりです
切り離して好きなページから取り組める
また、さきほど紹介したシールはもちろん、すべてのページを切り離せます。
ですので、前から順番に進めていく必要はありません。
子どもが好きなページからどんどん進めていっても大丈夫なようにできています。
強制せずに、興味を持って取り組めるのが、幼児期には大切ですよね。
ポケモン知育ドリルはどんな子に向いている?
うちの5歳娘にはぴったりだったわけですが、ポケモン知育ドリルはどんな子に向いているのでしょうか?
ポケットモンスター知育ドリルが向いているのは…
- ポケモンに興味がある子
- 難しいドリルは諦めてしまう
- 単調なドリルは飽きてしまう子
- はじめて知育ドリルに取り組む子
- ひらがな(カタカナ)がある程度読める子
に向いていると、私は思います。
1つずつ見ていきましょう。
ポケモンに興味がある子
うちの5歳娘のような、にわかポケモン好きでも、テンションが上がります。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいたりして、すでにポケモンにどっぷりハマッている子なら、もっと熱中できるでしょう。
好きなキャラクターがいるだけで、自主的にドリルに取り組んでくれます。
やっぱり熱中して集中しているときって、どんどん知識を吸収してくれるものですね。
ポケモンに限らず、どんなものでもOK
どうしても他の市販のドリルだと「お勉強」というイメージが強くなってしまいます。
親も勉強させたくて買ってしまいますし、親の意図もなんとなく子どもに伝わるんでしょうね…
私も「ドリルやる?」と誘導したけど、「別にいい」と避けられた経験あります…
難しいドリルは諦めてしまう子
中には、難しいドリルは諦めて、イヤがってしまう子もいるでしょう。
むしろ難しいドリルに無理やり取り組ませると、苦手意識を持たせてしまうかもしれません。
せっかく自信をつけさせたいのに、逆に自信をなくしてしまったらもったいないですよね…
まずは、かんたんなドリルで自信をつけてあげるのが大切です。
受験勉強でも、難問ばかりだと心が折れますよね…
単調なドリルは飽きてしまう子
「かず」ばかり、「ひらがな」ばかりのドリルだと、だんだんと集中力が落ちたり、面倒くさがったりする子も多いでしょう。
ポケットモンスター知育ドリルは、さきほど紹介した通り、いろんなテーマの問題(ゲーム)が収録されています。
ですので、単調なドリルでは飽きてしまう子でも、飽きにくいでしょう。
はじめて知育ドリルに取り組む子
子どもの発達段階って、なかなかわかりにくいもんですよね…
どんな教材を買えば、その年齢の子にぴったりなのかが、いまいちピンときません。
特に1人目のお子さんの場合は、教材選びが難しいものです。
迷路させても、まだ早すぎたり…
まちがい探しに興味持たへんかったり…
このポケットモンスター知育ドリルは、入門編なので、はじめてドリルに取り組む4~6歳の子にぴったりです。
えんぴつを握って、線をなぞったり引いたり、色を塗ったりするところからスタートできます。
「迷路が好きそう」とか「数字が得意そう」など、子どもの興味がわかれば、他のドリルにステップアップしていくと理想的ですね。
ひらなが(カタカナ)がある程度読める子
もちろんひらがなやカタカナが読めると、取り組みやすいでしょう。
ただ、4~6歳でひらがなとカタカナを完璧にマスターしている子は、なかなかいませんよね。
左右さかさまの、いわゆる「鏡文字」になったり、覚えられない文字があったり…
ですので、「ある程度」読めるだけで大丈夫です。
ひらがなとカタカナを全部パーフェクトに読める必要はありません。
完璧に読めるなら、他のドリルの方がいいです
むしろ、好きなポケモンに触れる中で、ひらがなとカタカナになじむために使うのにピッタリです。
数字も同様です。
ポケモン知育ドリルを使うときの注意点
使い勝手がいいポケモン知育ドリルですが、実際に使ってみて、いくつか注意点もありました。
ポケットモンスター知育ドリルの注意ポイントは…
- おとながルールを説明しないといけない
- 切り離すとバラバラになる
- かんたんなのですぐに終わってしまう子もいる
の3点です。
くわしく紹介しておきますね。
おとながルールを説明しないといけない
ひらがなカタカナを読めなくても楽しめます。
ただ、ドリルのルールは、おとながページごとに説明してあげなければなりません。
たとえば…
こんな感じで、パッと見ただけでは直感的にルールがわからないものもあります。
ひらがなとカタカナが読めない幼児が、1人で進めるのは難しいでしょう。
おとながルールを説明してあげなければなりません。
私も家事しながら、ルール説明してました
切り離すとバラバラになる
「切り離して好きなページから取り組める」ことをメリットにしましたが、逆にデメリットにもなります。
切り離してしまうと、バラバラになって、どこにいったかわからなくなります…
おもちゃのパーツも、よく行方不明になるやん
クリアファイルにまとめて入れておくと、なくならずにすみますよ。
かんたんなのですぐに終わってしまう子もいる
ポケットモンスター知育ドリルは入門編なので、かんたんです。
なので、入門レベルをクリアしてしまっている子には、かんたんに感じてしまうかもしれません。
60ページ以上ドリルがありますが、わりとすぐに終わってしまう子も多いでしょう。
その場合には、他のポケモンシリーズでおかわりすることができます↓
基本的に小学校1年生の内容なので、先取りにぴったりですね。
「ポケモンずかんドリルひらがな・カタカナ」のレビュー記事はこちら↓
まとめ:【4・5・6歳向け】ポケットモンスター知育ドリルのレビュー・感想
おうちでドリルをするのは、なかなか難しいですよね。
4~6歳くらいの子どもって、集中が続くわけじゃないし、今日は興味があったけど、次の週には別のものにハマってたり…
ですので、パーフェクトにする終わらせる必要はないと思います。
楽しく、好きなページを、集中して取り組ませる。
これでいいと私は考えています。
幼児期に「ドリル=苦行」とインプットしてしまうと、小学校に入学してからが大変です…
「ドリル=楽しい!」と思えて、「できた!」と自信を持てるくらいがちょうどいいですね!