【高校受験】志望校の決め方は?NGな選び方や重要なポイントをプロが解説!

こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。

お母様・お父様
お母様・お父様

志望校って、どう決めたらいいの?
どこまで親が決めていいの?

そのようにお悩みのお母様・お父様も多いのではないでしょうか?

今回の記事では…

  • 高校受験で志望校を決める10のポイント
  • やってはいけない志望校の選び方5つ
  • 志望校の調べ方6つ
  • いつ志望校を決めたらいいのか
  • 志望校を決めるときに大切なこと

がわかります。

子どもたちにとって、高校選びはとても大切な選択です。

納得のいく高校受験をするためにも、慎重に志望校を選んでくださいね!

管理人ひかる
管理人ひかる

元塾講師・プロ家庭教師として、のべ1000人以上を担当してきたノウハウをお伝えします

【高校受験】志望校を決める10のポイント

地域によっては、たくさんの高校があり、どう選べばいいのか迷ってしまいますよね。

志望校を決めるポイントは…


  • 学びたいことが決まっている
  • 入りたい部活がある
  • 憧れている高校がある
  • 併願校は通ってもいい高校か
  • 校風
  • 通える場所・通学時間か
  • 公立か私立か
  • 内申点と偏差値
  • 大学への合格・進学実績
  • 高校という形にとらわれたくない場合

の10のポイントがあります。

1つずつ見ていきましょう。

学びたいことが決まっている

まず、学びたいことが決まっている場合には、志望校は自然としぼられます。

たとえば…

  • 美術
  • 音楽
  • 体育
  • 看護
  • 機械工学

などの専門分野です。

数は多くありませんが、専門学科を持つ高校があります。

公立か私立かに限らず、美術科、音楽科、体育科、看護学科など、特別な学科を設置しています。

入試では、実技試験がある場合もあります。

工業などについて実践的に学びたい中学生には、高専(高等専門学校)という選択肢もありますね。

管理人ひかる
管理人ひかる

高専は、5年生の国立の学校です。
かなりハイレベルな学校が多いです。

ただし、中3の段階では「この道に進みたい!」と考えていても、高校生活を送る中で、将来の夢が変わる場合もあります

本当にその専門学科で学び続けたいのかを、考えておく必要があるでしょう。

入りたい部活がある

部活動で高校を選ぶこともあります。

以前、「あの先生に教わりたいから〇〇高校の吹奏楽部に入りたい!」という女の子を担当したことがあります。

優秀なその子の成績からすると、余裕がありすぎる高校で、少しもったいない気もしました。

でも、本人も、ご家族も納得した上で、部活動を軸に志望校選びをしました。

管理人ひかる
管理人ひかる

もちろん余裕で合格しました

また、高校によっては、入りたいクラブが存在しない場合があります。

いくつかの高校で迷っている場合には、入りたい部活動があるかないかが、決め手になることもあるでしょう。

憧れている高校がある

何かのきっかけで、第1志望の高校を決めている子もいるでしょう。

志望というよりも、「熱望」に近いかもしれませんね。

後で書きますが、志望校を1つだけに限定してしまうのは危険ですが、憧れている学校があるのは大切なことです。

目標に向けて、勉強に打ち込むことができるでしょう。

併願校は通ってもいい高校か

第1志望を決めることはもちろん大切ですが、併願する高校を決めておくことも大切です。

中には…

子どもたち
子どもたち

第1志望の高校以外行きたくない!
考えたくない!

と思ってしまう中学生はけっこう多いものです。

強い気持ちを持つことは大切ですが、次善の策を持っておくこととは別の話です。

併願する高校も、もしものときには通ってもいいと思える高校を選んでおきましょう。

校風

高校によって、先生や生徒の雰囲気は違ってきます。

髪形や風紀に厳しい高校もあれば、制服や髪形が自由な学校もあります。

補習や課題が多い高校もあれば、宿題が少なかったりカリキュラムがゆっくりな学校もあります。

ねこ殿
ねこ殿

OB・OGが「軍隊だった」と言う高校あれば、「牧場だった」とたとえる高校もあるやん

後で出てきますが、私立なのか、公立なのかでも校風は違ってきます。

私立の場合には、共学なのか、男子校・女子校なのかでも雰囲気は違いますよね。

通える場所・通学時間か

3年間毎日、通える距離なのかもチェックしておきたいポイントです。

片道1時間かかる高校なら…

2時間/日 × 約200日/年 × 3年 = 1,200時間

も通学に費やす計算になります。

24時間で割ると、なんと50日間もまるまる通学に使っていることになりますね。

あまりにも遠すぎると、早起きがつらく、遅刻がちになる子もいます…

自転車通学を希望する子も多いですが、雨の日の自転車通学はなかなかハードですよ…

ねこ殿
ねこ殿

おとになったら3年なんてあっという間やけど、高校生にとっては3年間って長いで

公立か私立か

「校風」の項で少し触れましたが、公立か私立かで高校選びはかなり変わってきます。

私立の高校は、公立に比べて、施設・設備が充実していることが多いです。

体育館(というかアリーナ)…
ハリポタ世界のような図書館…
芝生のグラウンド…
おしゃれな制服…

管理人ひかる
管理人ひかる

私は私立のきれいな洋式トイレを憧れていました(笑)

ただ、その分、私立高校は費用が高くなります。

私立高校は、公立高校の2倍以上の教育費がかかるという文部科学省のデータがあります(平成30年度学校基本統計)↓

平成30年度の年額公立高校私立高校
学習費総額457,380969,911
うち学校教育費280,487719,051
うち学校外活動費176,893250,860
文部科学省 学校種別学習費総額の推移より抜粋

私立高校では1年間で約100万円の教育費がかかっています。

家計のことを考えると、私立高校には行かせられないというご家庭も多いでしょう。

近年、東京都や大阪府のように授業料を無償化とする自治体が増えてきています

完全無償化とまではいかなくとも、所得によっては支援が受けられる自治体も多いです。

ただ、「授業料」は無償化されても、それ以外の費用は家庭が負担する必要があるので注意しなければなりません。

ねこ殿
ねこ殿

海外に修学旅行に行く、私立高校は多いもんな…

内申点と偏差値

どんな受験もそうですが、「合格したい!」と願うだけでは合格できません。

自分の実力で、合格ラインを突破しなければなりません。

多くの高校入試の場合には、調査書(いわゆる内申点)と、学力検査(試験)で決まります。

内申点は主に、中学校での定期テストや平常点(提出物・授業態度)などで決まります。

内申点はいわば「持ち点」で、高ければ高いほど、有利に戦えますね。

管理人ひかる
管理人ひかる

内申点が低ければ、「持ち点」が低く、不利になります…

内申点が高い子は、内申点重視の公立高校などに向いているでしょう。

一方、内申点が低い子は、内申点が重視されない公立高校や、内申点とは無関係の私立高校に向いているでしょう。

内申点を上げる方法については、こちらの記事をどうぞ↓

学力検査については、入試当日にどれだけ力を発揮できるかがカギになります。

模擬テストや実力テストの結果・志望校判定などを参考に、実力を見極めて、受験校をしぼりこんでいくことになります。

大学への合格・進学実績

目の前にあるのは高校入試ですが、さらにその3年後を見据えておくことも大切です。

目指す高校が、どれくらいの大学への合格・進学実績を持っているのかチェックしておきましょう。

高校のホームページにも「進路・進学実績」という形で公開されています。

同じレベルの高校なのに、大学実績が高い学校は「お買い得」と言えるでしょう。

高校に入ってから、生徒たちを鍛えて成績を伸ばす努力をしているはずです。

管理人ひかる
管理人ひかる

逆に、大学の合格実績がパッとしない高校もあります

また、大学の進学者数よりも、就職する子や専門学校・短大に進学する子が多い高校もあります。

そういう高校から大学を目指す場合、周りの空気に流されずに「オレ(私)は大学受験するんだ!」という強い気持ちを3年間持ち続けなければなりませんね。

一方、大学がくっついている大学附属の高校もあります。

きちんと高校で成績を取っていれば、大学の推薦入学枠がもらえます。

大学附属の系列校については、こちらの記事をどうぞ↓

高校という形にとらわれたくない場合

みんなと同じ制服を着て、毎日登校する…

このようにな「高校」という形自体に疑問を持っている中学生も中にはいるでしょう。

もしかしたら何かのきっかけで中学校に通いづらくなっている子もいるでしょう。

最近では、「通信制高校」を選ぶ子も増えてきています。

管理人ひかる
管理人ひかる

私がかつて担当した不登校のお子様は、通信制高校を選択しました

学校法人角川ドワンゴ学園が設置した「N高等学校」などが、話題になりましたね。

アイドルや芸能人が通信制高校に通っていたり、通信制高校が決してマイナーではなくなってきています。

完全な通信制ではなく、週に何日かはキャンパスに通うというスタイルも人気です。

通信制高校では、興味のあることを中心に、授業を選択できるようになっています。

ねこ殿
ねこ殿

かつての通信制とは、イメージが違うかも

また、さきほど「学びたいことが決まっている場合=高校の専門学科」と書きましたが、もちろん専門学校や就職という方法もあります。

ただ、本当にずっとその道で生きていきたいのかを、しっかりと考えておく必要があります。

公務員などの職業では、「高卒・大卒」が応募の条件になっていることも多いです。

自分のやりたいことが、高校や大学を卒業してからでもチャレンジできることなのかも考えてみるといいでしょう。

【高校受験】やってはいけない志望校の選び方5つ

一方、志望校を選ぶときに、おすすめできない方法もあります。

やってはいけない志望校の選び方は…


  • 親の希望で選んでしまう
  • 友達を基準に選んでしまう
  • よく調べずに決めてしまう
  • 早くから1校だけにしぼってしまう
  • 併願校(すべり止め)を考えない

の5つです。

掘り下げて見ていきましょう。

親の希望で選んでしまう

まず、自分の進路を自分以外の誰かに決めてもらうのは、避けた方がいいでしょう。

特に、お母様・お父様に決めてもらう中学生は多いものです。

ただ、親の希望で選んだ高校で、高校生活がうまくいかなかった場合…

子どもたち
子どもたち

お母さん(お父さん)のせいで…
オレ(私)の志望する高校を選んでいたら…

と、後悔してしまうことがよくあります。

高校入試が人生で初めての受験という中3生がほとんどでしょう。

お母様・お父様などのご家族がアドバイスするのは当然ですし、大切なことです。

ただ、最終的な決定は、お子様本人にさせてあげるようにしましょう。

自分の道を自分で決める、というとても貴重な体験をすることができます。

友達を基準に選んでしまう

また、お母様・お父様ではなく、友達の影響を受けてしまう子も多いでしょう。

子どもたち
子どもたち

親友がA高校を受験するから私も!

という中学生はけっこういます。

仲の良い子と同じ学校に通い続けたい気持ちはよくわかります。

ただ、その友達と高校でも3年間、良い関係が続くかは疑問ですよね…

もしかしたら友達だけが合格して、自分は不合格という結果にもなりかねません。

子どもたち
子どもたち

優秀な田中がB高校を受けるから、オレはC高校でくらいかな

と、友達を基準に高校選びをしてしまう子も中にはいます。

実際には、ワンランク上の高校でもじゅうぶんに合格圏であるにも関わらず、です。

友達に遠慮してしまうのか、逆の意味で「身の程をわきまえず」受験校を下げてしまう子がいるんです。

友達意識やライバル意識で、勉強へのモチベーションを高めることは大切です。

ただ、あくまで自分の意志で高校を選ぶことが大切です。

よく調べずに決めてしまう

よく調べずに、なんとなく高校を決めてしまう子もいます。

もちろん「住めば都」タイプの子は、もしかしたらどんな高校でもうまくやっていけるかもしれません。

管理人ひかる
管理人ひかる

実際私が「住めば都」タイプの人間なので、大学も見学せずに決めました(笑)
後悔も特にしていません。

ただ、高校に入学してから、学校生活がうまくいかなかったときに、後悔してしまうこともあるでしょう。

「もう少しきちんと高校について調べていたら…」と後悔しないためにも、自分が行きたい高校なのか、行ってもいい高校なのかは、リサーチしておきましょう。

早くから1校だけにしぼってしまう

さきほど、「自分の意志で志望校を決めることが大切」と書きましたが、自分の意志だけにこだわり過ぎてしまう子もいます。

子どもたち
子どもたち

D高校以外には行きたくない!

というタイプで、頑固な性格の子によく見られます。

お母様・お父様などご家族のアドバイスに聞く耳を持たない中学生も多いですよね…

確かに魅力的な高校かもしれませんが、高校だけで人生が決まるわけではありません

いくつかの高校を候補に選び、少しずつしぼりこんでいくようにしてもいいでしょう。

また、視野を広く持つためにも、いくつかの高校の見学会やオープンスクールに参加するのもおすすめです。

併願校(すべり止め)を考えない

「第1志望以外はイヤ!」という頑固な子もいるとお話ししました。

中には、「併願校(すべり止め)を受けたくない!」というかなり強情な子もいます。

ねこ殿
ねこ殿

意地を張ってしまうこともあるやん

ただ、志望する高校を目指すことを、次善の策を持つことは別の問題です。

入試は、他の受験生との闘いです。

自分が頑張れば自動的に合格できるわけではありません。

自分がどれだけ熱望していても、他の受験生も頑張ったら、合格できないこともあり得ます。

その場合には、第2志望の高校に通うという想定をしておくのは当然のことです。

強い気持ちを持つことは大切ですが、「単なるわがまま」になっていないか冷静になって考えてみましょう。

第2志望であっても、「行きたい(行ってもいい)」と思える高校を選んでおきましょう。

偏差値で高校を選んではいけないの?

中には、「偏差値で高校を選んではいけない!」というサイトも見かけます。

偏差値とは…

ある時点、ある集団の中で自分(高校)がどの位置にいるのかを示す数字

ですね。

ただ、偏差値で高校を選ぶことって、ダメなことでしょうか?

私は、最終的に偏差値で高校をしぼり込むことは悪いことではないと思っています。

現実的に高校選びをするには、目標と現状にどこかで折り合いをつけないといけないことはありますよね。

でも、やってはいけない、やってほしくないのは…

偏差値で人や学校を判断すること

です。

「偏差値」という数字は、中学生にとっては魔力を持つ数字です。

あたかも人や高校を、数字で表して、レベルを決められるように感じてしまうからです。

ただ、偏差値というのはあくまで「ある時点、ある集団の」での、しかも「成績」という一面を数字で表したに過ぎません。

人間や学校の魅力を、すべて数字に置き換えられるわけがありません

また、数年後には本人の努力次第で学力も変わります。

母集団や時代が変われば、偏差値なんて何の意味もありません

管理人ひかる
管理人ひかる

私自身も指導のためには、偏差値という数字を参考にはしますが、それ以上でも以下でもありません

偏差値で人や学校を判断するようになると、自分が偏差値で判断されることを怯えて生きていかなくてはなりません。

成績を高めるための努力は褒められるべきですし、とても大切です。

でも、偏差値が高ければえらいわけでも、それだけですばらしいわけでもありません

すべての受験生に知っておいてほしいことです。

【高校受験】志望校の調べ方6つ

では、高校について詳しく知りたいときには、どうやって調べたらいいのでしょうか?

志望校について調べる方法は…


  • 中学校の先生に教えてもらう
  • 塾から情報を得る
  • 高校のホームページを見る
  • 口コミサイトで調べる
  • 先輩の生の声を聞いてみる
  • 説明会・オープンスクールに参加する

の6つです。

1つ1つ見ていきましょう。

中学校の先生に教えてもらう

まず、通っている中学校の先生に相談してみましょう。

特に、その地域で長く働いている先生なら、たくさんの情報を持っているはずです。

  • どんな高校があるのか
  • どれくらいの成績を取ればいいのか
  • どういう特徴の高校なのか

など、質問したり、相談してみるといいでしょう。

塾から情報を得る

塾に通っている場合には、塾の講師に相談するのもおすすめです。

特に、大手の塾であれば、たくさんの情報を持っているものです。

  • 高校の偏差値ランク表
  • 先輩たちの合格ボーダーの成績
  • 入試のシステム
  • 高校ごとの入試問題の特徴

など、受験のプロの意見を参考にするのもありですね。

高校のホームページを見る

気になる高校があれば、その高校のホームページを見てみましょう。

  • 高校の特色
  • 指導方針
  • クラブ活動
  • 大学への合格・進学実績
  • 所在地・アクセス方法

など、たくさんの情報がわかります。

ホームページだけですべてを判断することはできませんが、高校のイメージはつかめるでしょう。

なんでもインターネットで調べられるこの時代、公式サイトが古臭いと、ちょっと心配になりますよね(笑)

口コミサイトで調べる

公式サイトでは、一般的な情報しか見つけられません。

公式サイトですから、わざわざ悪いことは書かないですよね…

いわゆる口コミサイトを見ると、高校の評判を見ることができます。

ただ、口コミサイトの情報が、本当に正しいのか保証はありませんのでご注意くださいね。

先輩の生の声を聞いてみる

口コミサイトよりも頼りになるのは、先輩たちの生の声です。

部活動の先輩や知り合いで、高校について話を聞けるのなら、ぜひ聞いてみましょう。

  • 課題は多いのか
  • 定期テストは難しいか
  • 留年する人は多いのか
  • どんなクラブ活動があるか

など、良い面も悪い面も、話してもらえるでしょう。

説明会・オープンスクールに参加する

先輩たちの生の声を直接は聞けない場合も多いでしょう。

その場兄は、実際に高校に足を運ぶことがおすすめです。

説明会や見学会、オープンスクールに参加してみましょう。

高校ならではの空気も感じられるでしょうし、高校の先生から直接話を聞けます。

自分がどんな高校生活を送りたいのか、イメージも湧きやすいでしょう。

【高校受験】いつ志望校を決めたらいいの?

では、志望校をいつ決めたらいいのでしょうか?

志望校を決めるときには…

  1. 「志望校群」を考えておく
  2. 高校についてリサーチする
  3. 中3でしぼり込んでいく

という手順を踏むといいでしょう。

まず、中学3年生の初めころまでに、気になる高校を複数見つけておきます。

さきほど紹介した通り、1校だけにしぼってしまうと視野が狭くなり過ぎてしまいます。

志望校群」として、漠然とで構いませんので、気になる高校リストを作っておくイメージです。

ねこ殿
ねこ殿

先輩とか友達とかから、情報が入ってくるやん

中3になったら、受験勉強と並行して、気になる高校のリサーチをしましょう。

高校の説明会・見学会、オープンスクールにも参加してみましょう。

たくさんの高校が集まる合同説明会なども開催されます。

また、さきほど紹介した方法を使って、「通いたい・通ってもいい」と思える高校をさらに絞り込んでいきます。

実際に受験校を決めるのは、地域によって差はありますが…

  • 私立:2学期の終わり頃
  • 公立:調査書(内申)が出そろってから出願まで

です。

たとえば、2月に私立高校の入試がある大阪府では、2学期の期末懇談で私立の受験校を決定します。

一方、大阪府の公立高校の入試には、3学期の学年末テストの結果まで調査書(内申点)に含まれます。

ですので、学年末テストが終わり、内申点が出そろった段階で、公立の志望校を決定します。

管理人ひかる
管理人ひかる

さきほどお伝えした通り、内申点(持ち点)が高いと、有利に戦えますね

中には、出願が始まっても、志望校を決めかねることもあります。

出願状況(倍率)が発表されてから、倍率が低く、合格しやすそうな高校に出願する受験生もいます。

お住いの地域によって、受験校の決定時期は違いますので、ご注意ください

まとめ:志望校を決めるときに大切なこと

志望校を決めるポイントを10個、NGな選び方を、さきほど紹介しました。

いろいろ書きましたが、どうしても目先の高校受験のことばかり考えてしまいます。

中学3年生にとって、高校選びは人生の大きな選択ですから仕方ありません。

でも…

高校入試はあくまで通過点

であることを知っておいてほしいと思います。

「この高校以外には行きたくない!」と頑固になってしまう子も多いですが、大事なのは「高校に入ってから何をするのか」ですよね。

志望する高校に入学できても、遊びほうけていたら、大学受験で志望校に合格できないかもしれません。

一方、志望する高校に合格できなかったとしても、大学受験では志望校に合格する、いわゆる「逆転」や「下剋上」は起こりえます。

もちろん大学受験でさえ、人生の通過点でしかありません。

受験を通して、お母様・お父様が願っているのは、お子様に…

ハッピーで充実した高校生活を送ってほしい

ということですよね。

納得のいく高校を選び、充実した高校生活を送れることを祈っています。

高校受験でベストが尽くせるよう、応援しております!

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