こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
このたび、「速読聴英語講座」という講座を、オンラインでモニター受講させていただきました!
その「速読聴英語講座」のレビュー記事を書きました。
うちの子、英文を読むのが遅い…
リスニングが苦手…
そのように悩んでいるお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
今回の記事では…
- 速読聴英語講座とは
- 速読聴英語講座のトレーニングの進め方
- 実際に使ってみた感想・効果
がわかります。
速読聴英語講座が気になっているかたの参考になれば幸いです!
元塾講師・プロ家庭教師の私が、実際に使って感じた感想をお伝えします
速読聴英語講座とは?
まず、「速読聴英語講座」とは、どんな講座なのかを紹介しておきますね。
速読聴英語講座は、「日本速読解力協会」が提供する、速読系のトレーニング講座です。
日本速読解力協会の提供する「速読」は、25年以上培ったノウハウと脳科学に基づいた、学習や受験に役立つ実践的なトレーニングです。内容を正しく理解するために必要な、読解力、語彙力、理解力などのトレーニングも搭載しています。
日本速読解力協会ホームページより引用
日本速読解力協会では、「速読聴英語講座」以外にも、
- 速読解力講座
- 思考力講座
- 新国語講座
といった講座を開講しています。
提携している塾で受講できますし、パソコン・タブレットを使って、全国でオンライン受講できます。
「速読聴英語講座」は、その名の通り、英語の速読・速聴に特化した講座です。
単語や英文を、
- たくさん読む・聞く
- 速く読む・聞く
ことで、英語をインプットするスピードを上げていくことができます。
プロ講師が「速読聴英語講座」をモニター受講してみた!
このたび「速読聴英語講座」を体験させていただきましたので、使い方や実際に使ってみた感想をお伝えしていきますね。
まず、トレーニングの流れを紹介します。
「速読聴英語講座」の進め方は…
- 自分の合ったコースを選択する
- リーディングのトレーニングをする
- リスニングのトレーニングをする
という流れです。
1つ1つ紹介していきますね。
自分に合ったコースを選択する
まず、自分の英語力に合ったコースを選択します。
コースはレベル別に4つに分かれています。
コースとレベルはこんな感じ↓
コース | 英検級の目安 | 学年の目安 |
Course1 | 5~4級 | 中学1・2年 |
Course2 | 3級 | 中学3年 |
Course3 | 準2~2級 | 高校 |
Course4 | 2~準1級 | 高校以上 |
自分のレベルがわかりにくい場合には「コースチェックテスト」ができます。
英単語・熟語の選択問題を解くと、コースを判定してもらえます。
標準20問とのことでしたが、私は7・8問くらいで終わりました
コースを決めたら、実際のトレーニングをスタートしましょう!
リーディングのトレーニングをする
まずは、「リーディング」のトレーニングからスタートです。
ただ、いきなり英文を読むのではなく、「Vocabulary(ボキャブラリー)」のコーナーで、トレーニング文章に登場する英単語・熟語のインプットから始めます。
一覧かフラッシュカードで、英単語・熟語の意味を確認しながら覚えていきましょう。
英単語・熟語の意味だけでなく、
- 品詞
- 例文
- 音声
を確認しながら、覚えることができます。
「耳」を使って覚えるのは大切ですね
インプットが終わったら、覚えられたかボキャブラリーのテストを行います。
解答時間に応じて、
- OK
- Good
- Exellent
- Incredible
というようにコメントが変わるので、ついつい素早く解こうとスピードが上がります!
正答率が100%になれば、次のレッスンに進むことができます。
次は「Reading(リーディング)」のトレーニングに進みます。
長文をいつも通りに内容を理解しながら読んでいき、読書スピードを計測します。
その後、きちんと内容が理解できているか、数問の選択問題に答えます。
そのあとは、「Speed Reading」トレーニングに移ります。
いよいよ目を動かすトレーニングや認識力を鍛えるトレーニングです。
- Step1 眼筋トレーニング
- Step2 なぞり読みトレーニング
- Step3 スラッシュリーディング
アプリによって、強制的に目をすばやく動かしたり、脳の処理速度を上げていきます。
理解できないくらいのスピードで英文が表示されるので焦ります!
でも、速さに慣れることが大切なので、読めなくてもOKとのこと。
本当にこんなトレーニングで読むスピードが上がるの?
なんて思っていましたが、最後に読書スピードをもう1度計測してみたところ、
85wpm → 187wpm
と、2倍以上にスピードアップしていました。
同じ文章でトレーニングするので、単語や文に対する慣れもあります。
また、1回だけの訓練で、読むスピードがこれから先ずっと上がるわけでもありません。
ただ、継続して速読トレーニングを続けることで、英単語や英文の処理速度が上がっていくようです。
リスニングのトレーニングをする
次に、リスニング、つまり、速聴のトレーニングに進みます。
リーディングのときと同じように、「Vocabulary(ボキャブラリー)」のコーナーで、トレーニング文章に登場する英単語・熟語のインプットから始めます。
音声を聞いて、英単語・熟語の意味がパッと思い浮かぶようにしましょう。
実際に、自分も声に出すとその音に慣れますね
今回も聞き取りの確認問題が出るので、音声を聞いて、4択で意味を選びます。
100%の正答率になったら、ボキャブラリーのトレーニングはクリアです。
次は「Listening」トレーニングに進みます。
リーディングと同じ文章を、今度は耳で理解します。
聞き取った後は、内容が理解できているかどうか3問だけ問題を解きます。
聞き取りにくい部分もあるので、なかなかハード!
その後、「Speed Listening」トレーニングに進みます。
アプリが自動で音声のスピードを変えてくれます。
- 1.5倍速
- 1.5倍速
- 2倍速
- 2倍速
- 1.2倍速
の計5回聞き取ります。
2倍速になると、「ほとんど聞き取れねー」という状態になります(笑)
でも、速さに慣れることが大切なので、内容が聞き取れなくてもOKとのことです。
ただ、2倍速のあとに、1.2倍速で聞くと、さっきよりも聞き取れるようになっているのが不思議です…
これは「可塑性」と言って、高速道路から一般道に降りると、景色がゆっくりに見えるのと同じ現象ですね。
で、ついついスピード上げちゃう…
まとめ:速読聴英語講座を実際に使った感想・効果
トレーニングをひと通り行っただけでも、英単語や英文に慣れていくのが実感できました。
ただ、語学を身につけるには「壮大な慣れ」が必要です。
ふだんの英語の勉強でも、速読聴英語講座でも、継続してトレーニングを続けることで、英語に対する反射神経が上がっていきます。
ある程度の文法力があり、英語に触れる量を増やしたい子には「速読聴英語講座」はおすすめです。