こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
2024年度から準2級のテストが変わったって本当?
どうやって対策すればいいの?
そのように悩んでいるお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
今回の記事では…
- 英検準2級について(レベル・検定料など)
- 【2024年度】新テストからの変更点
- 英検準2級対策におすすめの勉強法
- 英検準2級におすすめの教材・サービス
がわかります。
2024年度から、出題内容・形式は一部変更になりました。
せっかく受検するからには、しっかりと対策して臨みたいですよね。
英検準2級という「敵」を知り、合格をつかみ取りましょう!
元塾講師・プロ家庭教師として、のべ1000人以上を担当してきたノウハウをお伝えします
英検準2級ってどんなテスト?
まずは英検がどんな検定試験なのかを、チェックしておきましょう。
英検がどんなテストなのかをご存知の方は、読み飛ばしてくださいね。
実用英語技能検定(通称「英検」)は、英語の習熟度をはかるテストの中で、国内最大規模の検定試験です。
ご自身も受検したというお母様・お父様も多いでしょう。
英検では、
- リーディング(読む)
- リスニング(聞く)
- スピーキング(話す)
- ライティング(書く)
という4技能をはかれます。
特に近年は、英検の合格級によって、受験で優遇(加点・得点への読み替え)される大学・高校・中学が増えています。
それにともない、たくさんの子どもたちが英検にチャレンジしていますね。
そんな英検の中の「準2級」について、
- レベル
- 検定料
- 合格ライン
の順に、くわしく見ていきましょう。
英検準2級のレベル
英検では、1級から5級まで、合計7つの級が設定されています。
受検者のレベルに合わせて、英語の実力を試すことができます。
各級のレベルはこんな感じ↓
<級> | <レベル> |
5級 | 中学初級(1年生)程度 |
4級 | 中学中級(2年生)程度 |
3級 | 中学卒業(3年生)程度 |
準2級 | 高校中級程度 |
2級 | 高校卒業程度 |
準1級 | 大学中級程度 |
1級 | 大学上級程度 |
英検準2級は高校中級程度の内容が出題されます。
ただ、入試で優遇されることが多いので、高校生だけでなく、小学生・中学生やもたくさん受検しています。
英検準2級の検定料
次に、検定料をチェックしておきましょう。
協会が用意する「本会場」で受検するか、塾や学校などの「準会場」で受検するかで、料金が違ってきます。
各級の受検料はこちら↓(2024年6月段階/税込)
<級> | <本会場> | <準会場> |
5級 | 4,100円 | 2,500円 |
4級 | 4,700円 | 2,900円 |
3級 | 6,900円 | 5,000円 |
準2級 | 8,500円 | 6,100円 |
2級 | 9,100円 | 6,900円 |
準1級 | 10,500円 | なし |
1級 | 12,500円 | なし |
級が上がるにつれて、検定料は上がりますね。
また、準会場の方が安く受検できるので、お近くの塾などを通して申し込むと、お得に受検できます。
値段も上がってくるから、1回で合格したいやん
英検準2級の合格ライン
英検の合否は、英検が定める基準のスコアを上回っているかで決まります。
英検準2級は、
【1次試験】
Reading(マークシート)600点
+Writing600点
+Listening(マークシート)600点
=計1800点満点
【2次試験】
Speaking600点満点
というテストになっています。
そんな英検準2級の合格基準スコアは、
- 【1次試験】1322点/1800点満点
- 【2次試験】406点/600点満点
となっています。
1次試験の合格ラインは約73%、2次試験の合格ラインは約67%となっています。
もちろんギリギリ合格を狙うのではなく、次の2級合格に向けて、余裕を持って準2級を合格しておくといいですね。
ギリギリで受検すると、プレッシャーがかかりますよね
一般的な入試は、募集枠が決まっています。
ですので、自分が頑張っても、他の受験生が自分を上回ってしまったら、自分は合格できません。
でも、英検は合格基準スコアを上回れば、だれでも合格できます。
努力が報われやすい「フェア」なテストだと言えるでしょう。
【2024年度】新テストからの変更点
2024年度から3級以上の級で、出題内容が少し変更になりました。
どのように変更されたのか、気になっている人も多いのではないでしょうか?
変更に関するポイントをかんたんにまとめると…
- ライティングが1題から2題に増えた
- 筆記マークシートの問題数が減って試験時間が長くなった
- リスニング・スピーキングに変更はない
です。
掘り下げて見ていきましょう。
ライティングが1題から2題に増えた
まず、これまで1題だけだったライティングが2題になりました。
1題は昨年度までの内容と変更はありません。
- 外国人の知り合いからのQuestionに答える形式
- 自分の意見と理由を2つ書く
- 50~60語が目安
という内容ですね。
もう1題が、2024年度から新しく追加された形式です。
2024年度第1回のライティングの新問題は、
- 外国人の知り合いからのメールに返信する形式
- 相手に2つ質問をする
- 40~50語が目安
という内容になっています(今後、変わっていく可能性はあります)。
これまでライティングパートは1題だけなのに、配点が他のパートと同じ600点満点でした。
そのアンバランスを解消するために、ライティングを2題に増やしたと思われます。
きちんと英文法を学んでいる子には、影響は少ないでしょう。
一方、英文法があやふやな子にとっては、少しハードルが上がってしまったと言えます。
マークシートやったら、何とかなりそうやってんけどな…
特に最近は、準2級を受ける小学生・中学生が増えてきています。
リスニングやボキャブラリー(英単語)の知識で乗り切ってきた小学生・中学生には、やや難化したと感じられるかもしれません。
英検の過去問については、公式サイトをご覧ください↓
筆記マークシートの問題数が減って試験時間が長くなった
ライティングパートが1題から2題になったことにともない、それ以外のマークシートの筆記の問題数が減りました。
でも、ライティング込みの筆記試験の時間は長くなりました。
変更前 | 変更後 | |
筆記マークシートの問題数 | 37問 | 29問 |
筆記の試験時間(マークシート&ライティング) | 75分 | 80分 |
ライティングに時間がかかるだろうとの判断で、試験時間が長くなったと思われます。
ただ、慣れてくれば、ライティングにそれほど時間はかからないでしょう。
もしかしたら変更前よりも時間の余裕を感じる子もいるかもしれません。
リスニング・スピーキングに変更はない
筆記テストの方で変更がありましたが、リスニング・スピーキングには変更はありません。
試験全体の問題数や試験内容をまとめました↓
1次試験内容 | 変更前 | 変更後 |
筆記1 | 【20問】英単語・熟語・文法に関する4択 | 【15問】英単語・熟語・文法に関する4択 |
筆記2 | 【5問】会話として成り立つ文を選ぶ4択 | 【5問】会話として成り立つ文を選ぶ4択 |
筆記3 | 【5問】文章(2つ)の空欄に合う表現を選ぶ4択 | 【2問】文章(1つ)の空欄に合う表現を選ぶ4択 |
筆記4 | 【7問】文章(2つ)に関して正しい選択肢を選ぶ4択 | 【7問】掲示・メールなどの文章に関して正しい選択肢を選ぶ4択 |
筆記5 | 外国人の知り合いからのQuestionに答えるライティング | NEW!外国人の知り合いからメールに返信するライティング |
筆記6 | なし | 外国人の友達からのQuestionに答えるライティング |
リスニング1 | 【10問】会話の最後の文を選ぶ3択 | 【10問】対話の最後の文を選ぶ3択 |
リスニング2 | 【10問】会話に関する質問に対して適切な答えを選ぶ4択 | 【10問】会話に関する質問に対して適切な答えを選ぶ4択 |
リスニング3 | 【10問】文章に関する質問に対して適切な答えを選ぶ4択 | 【10問】文章に関する質問に対して適切な答えを選ぶ4択 |
80分の筆記試験が終わると、放送が始まってリスニングテストがスタートします。
準2級のリスニングは、3級までと違って、1回しか放送してくれません。
また、リスニングの第1部は、会話も選択肢もすべて放送されるので、3級よりも難しく感じるかもしれません。
聞き逃したらおしまいやん…
また、2次試験にも特に変更はないようです。
2次試験(スピーキング・面接)は、面接カードが渡されます。
そのカードに書かれている文章やイラストについて、口頭で答えます。
また、自分自身の意見を述べる問題もあります↓
音読 | 30語程度の文章を読む |
Question1 | 音読した文章に関する質問 |
Question2・3 | イラストの内容を英語で説明する |
Question4・5 | 受検者自身の意見を答える |
盛りだくさんのように感じますが、5~10分程度の内容です。
英検の公式サイトに、過去問のサンプルがあるので、ご覧ください↓
【英検準2級】合格のためのおすすめ勉強法
英検準2級に合格するための勉強法を見ていきましょう。
英検に合格するためのスタンダードな対策方法は…
- 各分野の基礎を作る
- 過去問を解く
- 苦手分野をトレーニングする
- 合格ラインに達したら受検
という流れです。
1つずつ掘り下げて見ていきましょう。
各分野の基礎を作る
英語は4技能に分かれますが、英検準2級の対策については、6つに分けて取り組んだ方が良いでしょう。
- 英単語・熟語
- 英文法
- 読解
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
後で紹介するおすすめ教材などを活用して、各分野の基礎を作っていきましょう。
先取りとして英検を受検し、まだ学んでいない内容が多い場合には、塾が行う「英検対策講座」などを利用すると効率的に勉強できます。
最近ではオンラインで英検対策ができる講座も増えてきました↓
また、「コーチング」という形で、勉強のやり方を教えてくれるサービスもあります。
「自分ではどうやって勉強していったらいいかわからないから、合格に向けてペースメイクしてもらいたい」という人にはぴったりでしょう。
過去問を解く
基礎作りを進めつつ、過去問にチャレンジしましょう。
どんなテストでも、過去問を解くことは大切です。
なぜなら、
- 出題傾向がわかる
- 自分の課題が見える
- 戦略が立てられる
からですね。
実際に過去問を解いてみることで、どんな問題が出題されるのか「敵」を知ることができます。
また、どの問題に時間をかけるべきかという「時間配分」もわかります。
そして何より、自分の弱点をあぶりだすことができます。
苦手分野をトレーニングする
過去問を解くことによって、自分の苦手分野があぶりだされます。
過去問の結果に一喜一憂してしまいますが、まちがった問題は「伸びしろ」ですね!
さきほど紹介した通り、英検準2級は、
- 英単語・熟語
- 英文法
- 読解
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
の6つの課題に分かれます。
自分がどの分野が苦手なのかがつかめたら、1つずつ克服していきましょう。
合格ラインに達したら受検
苦手分野をトレーニングしたら、また過去問を解いてみましょう。
成果が出て、得点がアップしていたらうれしいですね!
英検準2級の1次試験は、1800点満点中1322点が合格基準スコアですから、7割近く取れていれば合格が見込めます。
英検準2級に申し込んでチャレンジしてみましょう。
申し込んでから英検対策を始めるのはアリ?
勉強を始める前に先に、英検を申し込んでおくというご家庭もいらっしゃいます。
中には、ダメもとで申し込むというお母様・お父様もいらっしゃるかもしれません。
私は、
不合格のときの対応を考えているならOK
と考えています。
いくらチャレンジ受検といっても、どんな受験でも、不合格になるとショックを受けるものです。
きちんと対策しないまま受検して、不合格になると…
- 自信がなくなる
- 英語が嫌いになる
- 準備せずにテストを受けるクセがついてしまう
などのデメリットが起こってしまいます。
せっかく英語を得意にしたくて、自信を持たせたくて英検を受検しているのに、そうなったら本末転倒ですよね…
過去問を解いてみて、合格基準スコア前後の得点が取れていたら、申し込み後の追い込みで合格できる可能性は高くなります。
一方、過去問で合格基準スコアにまったく届いていない場合には、その回は見送ったほうがいいでしょう。
「奇跡は起こらない」とひかえめに考えておきましょう
「合格が見込めたら受検する」というのが、私が担当するご家庭におすすめしているスタンスです。
2次試験についても、1次試験の合格通知が届く前に、トレーニングを始めておくようにしましょう。
1次試験の結果が届いてから、面接の練習をしていては、間に合わない可能性もありますね。
英検準2級対策におすすめの教材・サービス
英検準2級を攻略するために、おすすめの教材・サービスを、学習の流れや分野に沿って、紹介していきます。
- その級の全体像を知る
- 英単語を覚える
- 英文法を学ぶ
- 読解のコツを学ぶ
- リスニングの「耳」を鍛える
- ライティングは添削してもらう
- スピーキングの練習をする
- 過去問で腕試しをする
という流れ・分野に分けて、見ていきましょう。
その級の全体像を知る
4技能の勉強を始める前に、受検する級の全体像をチェックしておくと、対策が立てやすくなります。
塾で「英検対策講座」などが開講されている場合には、受講してみるといいでしょう。
自分で取り組むのであれば「ひとつひとつわかりやすく」シリーズがおすすめです↓
まずは、どんな問題が出題されて、どんな勉強したらいいのかを知ることは大切です。
英検は年に3回実施されます。
ですので、実施に合わせて、3~4か月を対策の期間にするといいでしょう。
英単語を覚える
英検を受ける上で、最優先で身につけなければならないのが「英単語」です。
「読む・書く・聞く・話す」は、どれも英単語が基礎になっています。
語彙(ボキャブラリー)は「武器」です!
- 知っている単語が多い=読みやすい・解きやすい
- 知っている言葉が少ない=読みにくい・解きにくい
ですよね。
最優先して、英単語を覚えるようにしましょう。
高校生の場合は、シス単やLEAPなどの高校で使っている英単語テキストを使ってもいいでしょう。
高校生以外の場合の英検の英単語対策として、使いやすいのが「でる順パス単」シリーズです↓
その級で出てきやすい英単語や熟語を網羅してくれています。
アプリを使って、リスニングしながら「耳」で覚えるのも効果的です。
英単語の覚え方について、くわしくはこちらの記事をご覧ください↓
中学生向けの記事ですが、やるべきことは小学生でも高校生でもおとなでも同じです。
英文法を学ぶ
英単語を覚えながら、他の分野の対策も進めていきましょう。
英単語の次に取り組みたいのが、「英文法」です。
準2級には、ライティングと2次試験(スピーキング)があるので、ある程度の文法力を身につけておく必要があります。
もちろんリーディングやリスニングでも、文法力は大切ですね。
マークシートだけやったら、文法を知らなくても、なんとかなりそうやってんけどな…
高校生の場合には、まずは高校の文法テキストを使って、学習するといいでしょう。
一方、小学生や中学生が自分の学年よりも上の級を受ける場合、英文法を「予習」する必要があります。
さきほど紹介した「ひとつひとつわかりやすく」シリーズで、重要単元を知っておくといいでしょう。
もし、本格的に英文法を先取りしたい場合には、「英文法パターンドリル」シリーズもおすすめです。
「英文法パターンドリル」は、1つの単元を「Q1選択問題→Q2並べかえ問題→Q3英作文問題」の順で、じっくりトレーニングできます。
「骨太な文法トレーニングをしたい」「時間に余裕がある」という受検生は、取り組んでみるといいでしょう。
読解のコツを学ぶ
英検では、メールや文章に関する、読解問題が出題されます。
読解の基本についても、さきほど紹介した「ひとつひとつわかりやすく」シリーズなどで学んでおくと、過去問に取り組みやすくなります。
5級・4級あたりまでは、英単語を知っていれば、なんとなく正解を選択できます。
でも、準2級になると、別の表現に言い換えられるなど、表現力や文法力も求められます。
また、英検用の読解のテクニックを学ぶことは大切です。
ただし、その土台である英単語と英文法を学んでおくことが前提ですね。
リスニングの「耳」を鍛える
英検では、対話やスピーチに関する、リスニング問題が出題されます。
リスニングについても、さきほど紹介した「ひとつひとつわかりやすく」シリーズなどで学んでおくと、過去問に取り組みやすくなります。
ただし、音源を「聞き流す」だけのリスニング練習は、あまり効果がありません。
英単語と英文法を理解できている文を、聞き取れることが大切です。
やはり知らない英単語、知らない英文法ばかりでは、聞き取ろうとしてもわからないでしょう。
リスニングでも英単語と英文法が土台になりますね
そのためには「リスニングありの音読」がおすすめです。
ただ聞くだけでなく、音源の発音をマネて、音読してみましょう。
自分が発音できる音は、聞き取りやすい音でもあります。
リスニングや音読の勉強方法について、くわしくはこちらの記事をご覧ください↓
中学生向けの記事ですが、やるべきことは小学生でも高校生でも大人でも同じです。
ライティングは添削してもらう
ライティングについても、どんな問題が出題されて、どのように英作文を書けばいいのかは、さきほど紹介した「ひとつひとつわかりやすく」シリーズなどで、予習しておくといいですね。
ただ、書き方がわかったとしても、ライティングの練習は独学では難しいでしょう。
文法のミスは、自分では気づきにくいからです。
三単現のsをよく忘れるし、単数名詞・複数名詞とか、ややこしいやん…
ですので、ライティングは、英語にくわしい人に添削してもらったほうが良いです。
過去問などで英作文したら、学校の先生や、塾・予備校の講師に英作文をチェックしてもらいましょう。
指摘されたミスは、次のライティングで修正して、ブラッシュアップできます。
身近に添削できる人がいない場合には、個別指導や家庭教師を短期的に利用するのもありです。
その場合、英語や英検に詳しい講師をリクエストするようにしましょう。
スピーキングの練習をする
英検2級では、1次試験(筆記)に合格すると、2次試験(スピーキング・面接)があります。
2次試験の内容は、
- 文章を音読する
- その文章に関する質問に答える
- イラストを見て表現する
- 自分の意見を述べる
というものです。
出題の形にあわせた、単語力・文法力が求められます。
スピーキングも、ライティング以上に、独学が難しい技能です。
頭では理解している文法でも、いざ話そうとすると、気づかぬうちにミスしてしまいますよね…
進行形なのにbe動詞が抜けたり、過去形にし忘れたり、冠詞が抜けたり、複数形にし忘れたり…
ですので、スピーキングも、英語に詳しい人に聞いてもらいアドバイスをもらうといいでしょう。
学校の先生や、塾・予備校の講師に、模擬面接してもらうのが一般的です。
過去問などを利用して、英語で質問してもらい、英語で答えます。
模擬面接のあとフィードバックしてもらい、表現を磨いていきましょう。
動画などを見て面接のシミュレーションをすることもできます。
ただ、面接の緊張感を味わうためにも、誰かを相手に模擬面接をして慣れておくのがおすすめです。
筆記試験よりも面接の方が緊張するやん…
身近に、スピーキングをチェックしてくれる人がいない場合には、家庭教師などを短期で利用してもいいでしょう。
その際、英語や英検に詳しい講師をリクエストするようにしましょう。
過去問で腕試しをする
上記のそれぞれの分野の勉強を進めながら、過去問にも取り組んでみましょう。
過去問を解くことは、さきほど紹介した通り、次の目的・メリットがあります。
- 出題傾向がわかる
- 自分の課題が見える
- 戦略が立てられる
特に、自分の弱点が見つけることは大切ですね。
自分の課題が見えたら、その弱点を克服するトレーニングをしていきましょう。
旺文社の過去問集は過去6回分の過去問が収録されています。
試しに解いてみたり、仕上げに解いてみたりして、試験に慣れておきましょう。
まとめ:英検準2級の攻略法
準2級から高校内容が入るので、難易度が高くなったと感じる受検者も多いでしょう。
また、2024年度からライティングが2題になり、さらにハードルが高くなったと感じる人もいるかもしれません。
ただ、英検は「フェア」なテストです。
募集枠が決まっている入試と違い、合格点をクリアすれば、だれでも合格できます。
しっかりと対策をして、英検準2級を合格できるよう応援しています!