家庭教師と個人契約するメリットとデメリットは?【プロ家庭教師が解説!】

こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。

お母様

家庭教師との個人契約しようかな…
でも、どんなデメリットがあるの?

そのようにお悩みのお母様・お父様の参考になる記事を用意しました。

今回の記事では…

  • 家庭教師と個人契約するメリットとデメリット

がわかります。

個人契約のメリットとデメリットを踏まえて、じっくり検討してさいね。

管理人ひかる
管理人ひかる

私自身がこのサイトで、生徒を募集していますが、そのデメリットを正直にお伝えします

家庭教師と個人契約するメリットは?

まずは、家庭教師派遣センターを通さずに、家庭教師と個人契約するメリットから見ていきましょう。

個人契約するメリットは…

仲介手数料を支払わないで済む

ことの一点だと、私は考えています。

もう少しくわしくお伝えしますね。

メリット:仲介手数料を支払わないで済む

家庭教師と個人契約するメリットは「仲介手数料」が必要ないことです。

家庭教師派遣センターを通して、家庭教師と契約すると「仲介手数料」が発生します。

  • 家庭教師のトライ
  • 名門会
  • 学研の家庭教師

などが、全国展開している家庭教師派遣センターとしては、有名ですよね。

ねこ殿

広告とかテレビCMとかでよく見るわ

指導料金の半分近くは、家庭教師センターのマージン、つまり、センターの取り分となっています。

家庭教師センターも社員やスタッフの給料を払わないといけないので、仕方がないですよね。
残りの半分ほどが、講師への報酬として支払われています。

でも、個人契約であれば、家庭教師センターの取り分を支払う必要がないので、費用を抑えることができます

管理人ひかる

講師もセンターを通したときよりも、指導料金を高めに設定できるので、win-winの関係です

また、「仲介手数料」とは名付けられていなくても…

  • 登録料・入会金
  • 月会費・維持費・関連費
  • 解約金

などとして、指導料金に上乗せされることも多いです。

登録料・入会金はその名の通り、家庭教師派遣センターに登録・入会するときに発生します。
10,000円や20,000円くらいの登録料・入会金がかかるセンターが多いでしょう。

また、会費として、毎月3,000円程度、指導料金に上乗せされる家庭教師会社もあります。

個別指導のような教室指導の場合には、コピー代・冷暖房費などの「教室管理費」の支払いが、毎月必要な会社もありますね。

ねこ殿

けっこう費用かかるやん…

一方、家庭教師と個人契約する場合には、このような「仲介手数料」は発生しないので、費用を抑えることができるというわけです。

家庭教師と直接契約するので、支払うのは指導料金のみとなります。

家庭教師と個人契約するデメリットは?

次に、家庭教師派遣センターを通さずに、個人契約するデメリットをご紹介します。

個人契約するデメリットは…


  • お子様に合った講師を見つけるのが難しい
  • トラブルは自分で対応しなければならない
  • 個人契約料金の相場がわかりにくい

の3点だと私は考えています。

1つずつくわしく見ていきましょう。

デメリット1.お子様にピッタリの講師を見つけるのが難しい

家庭教師派遣センターには、たくさんの家庭教師が登録しています。
ですので、センターを通して講師を探す場合には、お子様の性格や学力に合わせた講師を提案・紹介してもらえます。

でも、個人契約する場合には、お母様・お父様が講師を見つけ出さなければなりません

例えば、このサイトのように家庭教師が運営しているホームページを見つけて依頼します。
あるいは、最近では「マッチングサイト」を利用して、探すこともできます。

ただ、知人の紹介でもない限り、インターネット上の顔の見えない家庭教師に、なかなか依頼しにくいですよね…
また、マッチングサイトを悪用して、大学入試共通テストの問題が流出する事件も起きましたよね…

ねこ殿

ニュースで報道されてたな

家庭教師派遣センターでは、講師登録の際、「在学証明書・卒業証明書」の提出が必要なことが多く、きちんと学歴や連帯保証人がチェックされているところが多いんです。

会社として体制が整っている、というわけです。。

でも、個人サイトやマッチングサイトを利用する場合、そういったチェックがありません。

ですので、家庭教師の個人契約では、学歴詐称・職歴詐称の可能性はゼロではないでしょう。

個人契約をする場合、その講師が信用できる人物かどうかを、お母様・お父様が見極めなければなりません。

管理人ひかる

お子様が高校生や既卒生であっても、くれぐれもお子様に講師探しを任せてしまわないようにしてくださいね

デメリット2.トラブルの際、自分で対応しなければならない

個人契約の2つ目のデメリットは、「トラブルが起こっても自分で対処しなければならない」ということです。

家庭教師派遣センターを通して、家庭教師と契約している場合には、センターがトラブルの仲裁をしてくれます。

家庭教師の先生には直接伝えにくいことってありますよね…

お母様・お父様
お母様・お父様

やっぱりうちの子に合わないかも…
子どもが「わかりにくい」と言っている…

という指導に関することから…

子どもたち
子どもたち

態度が横柄で、上から目線でイヤ!
先生の体臭・口臭がきつい…

といった講師の言動・身なりに関することなど、講師にはなかなか言いにくいこともあります。

家庭教師派遣センターを通して契約している場合には、センターにクレームを伝えたり、講師交代を希望したりすることができます。

でも、個人契約の場合には、それらのクレームや相談を、直接講師にお母様・お父様自身が伝えなければなりません

その結果、家庭教師との関係がこじれたり、支払いでもめたりするのは避けたいですよね…

デメリット3.個人契約料金の相場がわかりにくい

家庭教師派遣センターを通して契約する場合には、料金体系・支払いシステムが確立されています。

たとえば…

Sランクプロ講師:10,000円/時間
Aランクプロ講師:7,500円/時間
Sランク学生講師:5,000円/時間
Aランク学生講師:2,500円/時間

といった形で講師によって、利用料金が違うことがよくあります。

でも、個人契約の場合には、講師側の設定金額で契約することがほとんどです。

管理人ひかる

もちろん個人契約だからこそ、値段交渉できますが、値切った結果、講師との関係がこじれるのもイヤですよね

そうなると、その設定金額が、正当な価格設定なのか、ふっかけられているのかわかりにくいんです。

ですので、ある程度、金額の相場を知っておく必要があります。

<家庭教師派遣センターを通した場合の料金の目安>

学生アルバイト講師2,000~5,000円/時間
社会人プロ講師5,000~10,000円/時間

くらいです。

もちろん、講師のランクによって料金設定が異なります。

たとえば、学生アルバイト講師でも、東京大学や京都大学などの難関国公立・私立大に通っている講師、医学部の学生講師の場合には高くなることもあります。

社会人プロ講師も、塾・予備校での勤務歴や、担当してきた生徒の合格実績などによって、指導料金が上下します。

また、さきほどご紹介した通り、この金額設定には、家庭教師派遣センターのマージンが上乗せされています。

ということは、個人契約の場合には、上記の金額から家庭教師派遣センターのマージンを差し引いた金額が、おおよその正当な個人契約の料金設定と言えるでしょう。

ねこ殿

なるほど

ですので…

<家庭教師と個人契約した場合の料金の相場>

学生アルバイト講師1,000~3,000円/時間
社会人プロ講師3,000~8,000円/時間

といった価格設定が、適正と言えるのではないでしょうか。

ただ、個人契約をする場合にも、ひとまず家庭教師派遣センターに資料請求しておくことをおすすめしています。
というのも、センターを通した際の料金体系を知っておくことができるからです。

\家庭教師センターの資料をいっかつで取り寄せ/

まとめ:家庭教師と個人契約するメリットとデメリット

家庭教師派遣センターを通さずに、個人契約する場合のメリットは…

仲介手数料を支払わないで済む

の1点だと思います。

また、個人契約のデメリットは…

  • お子様に合った講師を見つけるのが難しい
  • トラブルは自分で対応しなければならない
  • 個人契約料金の相場がわかりにくい

という3点だと私は考えています。

ですので、知人の紹介や信頼できる講師でない限り、家庭教師派遣センターを通して契約する方が、メリットが大きいと私は思います。

管理人ひかる

このサイトで個人契約をしている私が、言うのもなんですが

もしそれでも個人契約をする場合には、信頼できる講師かどうかをお母様・お父様が見極めるようにしてくださいね。

また、適正な料金設定かどうかを確かめておくために、個人契約をする場合でも、家庭教師派遣センターに資料請求して、指導料金の相場をチェックしておくことが大切です。

\家庭教師センターの資料をいっかつで取り寄せ/
PAGE TOP