こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
中学受験が終わって、塾をどうしよう…
大学受験に向けて、予備校にしようかな
定期テスト対策に家庭教師が必要かも…
中高一貫校にお子様を通わせているお母様・お父様で、そのようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
実際、私自身、家庭教師としていろいろなご家庭を訪問していますが、ご要望として多いのが…
中高一貫校に通う私立・国立のお子様
の学校フォロー・受験対策です。
なぜ中高一貫校の私立・国立の生徒たちは、家庭教師をつけることが多いのでしょうか?
今回の記事では…
- 中高一貫校の生徒に家庭教師が効果的な4つの理由
がわかります。
せっかく中高一貫校に通っているのですから、そのメリットを最大限に活かしましょう。
中高一貫校の私立・国立生に家庭教師が効果的な4つの理由
中高一貫校の生徒たちは、なぜ家庭教師を利用することが多いのでしょうか?
それは…
- 中学受験のときにも家庭教師を利用していた
- 地元の塾には通えない
- 予備校は定期テスト対策にはノータッチ
- 時間を有効に使える
という4つの理由があると、私は考えています。
1つずつくわしく見ていきましょう。
理由1.中学受験のときにも家庭教師を利用していた
まず理由として多いのが、「中学受験にときにも家庭教師を利用していたから」です。
中学受験塾に通う生徒の多くが、家庭教師を併用しています。
それは中学受験の学習内容は特殊で、ご家庭では教えられないことが多いからです。
方程式で解けるけど、つるかめ算とか消去算ってどうやって教えたらいいの?
国語って感覚で解けちゃうから、子どもの感覚がわからない…
え、小学生の理科って、こんなに難しかったっけ…
中学・高校の学習とは、また違った難しさがありますよね。
中学受験の時に、家庭教師を利用していたその延長で、家庭教師を利用するご家庭がけっこう多いんです。
実際、私が担当しているご家庭でも、中学受験対策をおこない、中学受験が終わったら、そのまま英語・数学の指導をスタートするという場合があります。
毎週家に他人が上がり込むというのは、なかなか抵抗があると思います。
ただ、ずっと家庭教師を利用していたご家庭は、特に抵抗なく、中学受験後も家庭教師を継続することがよくあります。
理由2.地元の塾には通えない
2つ目の理由として、「地元の塾には通えない」ということがあります。
「地元の塾」というのは、公立中学校の生徒たちが通う、高校受験用の進学塾です。
公立中学校と私立中学校とでは、教材も違いますし、カリキュラム(進度)も大きく異なります。
私立中学校では、6年一貫のメリットを活かして、高校内容を前倒しして、中学校で指導します。
目指すものも、大学受験と高校受験で異なり、モチベーションも違ってきます。
ですので、中高一貫校の生徒たちは公立中学校の生徒たちにまじって、定期テスト対策をすることができません。
塾はいっぱいあるけど、通われへんねんな
ですので、地元の塾の門をたたいても、断られたり、個別指導部門を紹介されたりするでしょう。
その結果、中高一貫校のカリキュラムや教材に柔軟に対応できる、家庭教師を利用するご家庭が多いのでしょう。
中には、中高一貫校の近隣で、その中高一貫校の生徒を対象にしたクラスを開講している地元塾も存在します。
その場合には、学校のカリキュラムや教材に合わせた、テスト対策をしてもらえます。
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理由3.予備校は定期テスト対策にはノータッチ
中高一貫校の生徒たちは、大学受験を見すえて、「予備校」に通うという方法もあります。
- 河合塾
- 駿台
- 代ゼミ
- 東進衛星予備校
など、有名な予備校に通っている中高一貫校の生徒は多いですよね。
私自身も高校時代は、大阪・兵庫に展開する「研伸館」という現役予備校に通っていました
予備校のメリットとしては、大学入試を見すえてカリキュラムを組み、オリジナル教材を開発している点です。
そして、有名講師の講義を生で(オンラインで)受講できることでしょう。
一方、予備校に通うデメリットとしては、予備校は基本的には「学校の定期テスト対策にはノータッチ」だということです。
中高一貫校では科目が細かく分かれます。
- 数学:幾何・代数
- 理科:生物・化学・物理・地学
といった形ですよね。
その結果、中間テスト対策が10科目ということもあります。
また、中高一貫校は前倒しカリキュラムのため、進度がとても速く、難しい高校内容も扱います。
ですので、中高一貫校では、テスト対策が大変です。
進度が速くて、難しい高校内容も扱うんやったら、中学受験が終わっても、油断できへんな…
それなのに、予備校は定期テストは無視して、淡々とカリキュラムを進めていきます。
もちろん学校の学習に余裕がある中学生・高校生ならば、予備校に通っても問題なくこなせるでしょう。
でも、学校のテスト対策でいっぱいいっぱいになっている中学生・高校生にとって、予備校に通うことはオーバーワークになります。
それよりも「まずは学校の定期テスト対策をきちんとしたい」という中高一貫生が多いでしょう。
このような定期テスト対策に比重を置きたい中高一貫生には、家庭教師を利用するのがピッタリです。
中には、予備校にも通って、家庭教師も併用するという猛者もいます
中高一貫校は油断すると、すぐに置いていかれます…
関連記事:『【留年しそうな高校生へ】進級するために今日からできる4つのこと』
理由4.時間を有効に使える
最後のメリットは、家庭教師ならば「時間を有効に使える」ということです。
中高一貫校に通うと、7時間目まで授業があることが多いです。
熱心な学校では、その後に再テストや補習をしてくれる中高一貫校もあります。
面倒見が良くて保護者としてはありがたいけど、生徒自身は大変やな
すると、下校するのが遅くなり、あまり遠くの予備校には通いにくい生徒も多いでしょう。
でも、家庭教師なら、講師が自宅に来てくれるので、予備校に通う時間を節約することができます。
もし通塾に毎回往復で1時間かかっていて、週2回予備校に通っていたら…
1時間/回 × 2回/週 × 50週 = 100時間
1年間で100時間も通塾に費やすことになります。
もちろん電車の中で、英単語を覚えたり、歩きながらリスニングをしたりすることは可能です。
ただ、机の前に座って、まとまった時間を勉強に費やすのは、やはり大切ですよね。
ですので、時間の節約のためにも、家庭教師を利用しているというご家庭も多いでしょう。
「時は金なり」です
関連記事:『家庭教師に依頼する4つのメリットとは?【プロ家庭教師の目線】』
まとめ:中高一貫校の私立・国立生には家庭教師が効果的
中高一貫校の生徒が家庭教師を利用するのは…
- 中学受験のときにも家庭教師を利用していた
- 地元の塾には通えない
- 予備校は定期テスト対策にはノータッチ
- 時間を有効に使える
という4つの理由があるからです。
まず家庭教師派遣センターをいくつか登録して、比較してみましょう。
そして、体験授業が受けられる場合には、体験して講師との相性を確かめることが大切です。
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