こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
家庭教師を利用してみようかな…
うちの子に向いているかしら…
そのようにお悩みのお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
今回の記事では…
- 中学生が家庭教師を利用して効率的に勉強できるシチュエーション5つ
がわかります。
受験勉強、定期テスト対策、クラブ活動…
中学生って、けっこう忙しいですよね。
ぜひ家庭教師も有効に使って、勉強を進めてくださいね!
元塾講師・プロ家庭教師として、のべ1000人以上を担当してきたノウハウをお伝えします
中学生におすすめの家庭教師の利用例5選
他のご家庭が、どのように家庭教師を活用しているのか、気になりますよね。
私は元塾講師・プロ家庭教師として、たくさんの中学生を担当してきましたが、だいたい5つの利用法に分かれます。
中学生におすすめの、家庭教師を利用すべきシチュエーションは…
- クラブで忙しい中学生の学習
- 塾のフォローや添削指導
- 中高一貫校の定期テスト対策
- 英検のライティング・スピーキング対策
- 学校や塾のクラス形式になじめない中学生
の5つだと、私は考えています。
1つずつくわしく見ていきましょう。
クラブで忙しい中学生の学習
塾に通いたいのに、クラブが忙しくて通えない…
という中学生に、家庭教師はとても役立ちます。
日本の中学校のクラブ活動は、かなり盛んですよね。
拘束時間の長さが、問題になるくらいです…
野球部やサッカー部などの運動部はもちろん、吹奏楽部などの文化部も練習がハードです。
吹奏楽の全国大会常連の中学校では、1年間でクラブ練習のない日が、わずか数日ということもありますよね。
毎日遅くまで学校に残って練習しているので、塾の時間帯には間に合わない中学生も多いですよね。
でも、家庭教師ならば、自分のスケジュールに合わせることができます。
たとえば、クラブが終わって、20:30~22:00指導というご家庭もありました
また、家庭教師が自宅に訪問してくれるので、塾に通う「通塾時間」も気にする必要がありません。
塾までの往復の時間って、けっこうかかりますもんね。
モチベーションは高いけれど、塾に通えず困っているお子様の場合、家庭教師を利用して勉強し始めると、急に成績が上がる子もいます。
勉強も部活動もしっかりと両立したい!
そんな中学生に、家庭教師はおすすめです。
塾のフォローや添削指導
高校受験用の進学塾に通いながら、家庭教師を併用する中学生もいます。
塾では、クラス全体に対して、授業をして、宿題をします。
そうすると、どうしても公約数的な授業になってしまい、個々に合わせた細やかな対応ができません。
たとえば…
うちの中学校から通塾している子は少ないので、定期テスト対策で後回しにされる…
宿題をやっていなくても、フォローをしてくれない…
大半が受験する私立高校の対策が中心になってしまう…
のように、少数派へのフォローが手薄だったり、授業がついていけない子が放置されたりすることもあるでしょう。
でも、家庭教師ならば、塾では行き届かない部分をフォローすることができます。
- 塾でわからなかった問題を解消する
- 国語の作文や英作文・英文和訳を添削してもらう
せっかく家庭教師を利用するのですから、塾と同じことを家庭教師に求めるのは、もったいないですよね。
塾で解決できること、家庭で解決できることは自分で済ませておき、わからなかった問題や添削をメインにして、塾と家庭教師を併用することが大切です。
中高一貫校の定期テスト対策
高校受験用の進学塾には、中高一貫校の生徒は通うことができません。
地元の公立中学校と、6年一貫の中学校とでは、教材もカリキュラムも違っているからです。
また、公立中学校の生徒たちが高校受験を目標に勉強しているのに対して、私立・国立の中学校の生徒たちは大学受験を見すえて学習しています。
つまり、学習内容もモチベーションも違っているので、同じ空間で勉強することができないのです。
高校受験用の塾に相談しても、併設の個別指導教室に誘導されてしまいます
かと言って、中高一貫校向けの予備校に通うのも、難しい場合があります。
中高一貫の私立の学校が、7時間目・8時間目まで授業があることもあります。
遠方から通っている生徒も多く、通学時間も毎日往復2時間という生徒もいるでしょう。
それに、予備校は定期テスト対策にはノータッチの場合が多いんです。
ですので、学校の勉強と予備校の勉強を両立するのって、意外とハードですよね…
でも、家庭教師ならば、通っている私立中学校の教材やカリキュラムに合わせて指導できます。
高校になったら、「留年」があるもんな
中高一貫校は進度が速く、定期テストも難しい場合が多いので、まずはしっかりと定期テスト対策をおこなうことが重要になります。
英検のライティング・スピーキング対策
文部科学省は、英語の4技能を伸ばすことを目指しています。
英語の4技能とは…
- 読む(リーディング)
- 書く(ライティング)
- 聞く(リスニング)
- 話す(スピーキング)
ですね。
でも、学校や入試制度の中では、「読む・書く」が中心になり、「聞く・話す」が後回しにされがちでした。
大学入試制度改革のドタバタは、記憶に新しいよな…
一方、実用英語技能検定、通称「英検」では、4技能をバランスよくテストしてくれます。
3級以上からは、筆記試験にライティング(英作文)、2次試験(スピーキング=面接)が加わります。
また、高校受験や大学受験に、英検などの外部検定の成績を利用する制度も増えています。
たとえば、大阪府の公立高校の入試では、英検の合格級を得点に換算し、試験本番の英語の得点とを比較し、高い方を合格判定に使ってもらえます。
※大阪府教育委員会より引用
<英検> | <読み替え率> |
準1級合格 | 100%(満点扱い) |
2級合格 | 80% |
実際に、この制度を使って、北野高校や天王寺高校などの大阪府トップ校を合格した生徒はたくさんいます。
ただ、学校や塾というクラス形式の授業では、ライティング(英作文)の添削指導や、面接(スピーキング)練習まではできない場合も多いでしょう。
「英検対策講座」を開講している塾も増えてきていますが
でも、家庭教師ならば、学習内容を自由にカスタマイズできるので、ライティング対策もスピーキング対策もできます。
マンツーマン指導なので、濃厚なレッスンが受けられるでしょう。
- 英検の指導実績がある先生
- 英検準1級を持っている講師
- 海外滞在がある発音がきれいな先生
などを、リクエストするといいでしょう。
学校や塾のクラス形式になじめない中学生
中には、学校や塾のクラス形式の授業にうまくなじめないというお子様も多いですよね。
まわりの目が気になって、自分からは質問できない…
こんな問題もわからないのかと思われるのが恥ずかしい…
私も自分から前に出るタイプではなかったので、気持ちはよくわかります…
でも、家庭教師ならばマンツーマン指導なので、自分から質問しなくても、苦手なところが自然とあぶりだされます。
また、1対1ならば話しやすいという子もいるでしょう。
また、ADHD(注意欠陥多動性障害)や学習障害(LD)などの「発達障害」があり、学校や塾の授業を受けにくいお子様もいます。
うちの子、先生の話に集中できない…
忘れ物が多すぎる…
漢字の書き取りが極端に苦手で、鏡文字をよく書いてしまう…
発達障害のある子どもたちは、学習のペースや習熟度に差ができやすいので、学校の授業がしんどくなってくることが多いですよね。
特に中学生になると、小学校の頃に比べて、学習内容が難しくなるので、困り感が増えてきます。
でも、家庭教師ならば、発達障害のある子たちのペースや習熟度に合わせて、指導することができます。
実際、私が担当するご家庭でも、発達障害をお持ちのお子様は一定数いらっしゃいます
それに、「不登校」の中学生も、家庭教師を利用することが多いです。
学校には通いにくい
でも、勉強の進度は遅れたくない
そういう場合に、家庭教師が勉強のペースづくりに役立つことがあります。。
もちろん、発達障害や不登校に理解のある家庭教師や、発達障害のある子や不登校の生徒を担当したことがある家庭教師を指名したほうがいいでしょう。
まとめ:【中学生にオススメ】家庭教師の効率的な利用例5選
中学生におすすめの、家庭教師を利用すべきシチュエーションは…
- クラブで忙しい中学生の学習
- 塾のフォローや添削指導
- 中高一貫校の定期テスト対策
- 英検のライティング・スピーキング対策
- 学校や塾のクラス形式になじめない中学生
の5つ。
まずは、家庭教師派遣センターに登録してみましょう。
その上で、いくつかのセンターで体験授業を受けてみて、お子様と講師の相性をチェックすることが大切です。
ぜひ、お子様にピッタリの家庭教師を見つけてくださいね!