【英検を無料で再受験!】4級・5級チャレンジキャンペーンとは?

こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。

お母様・お父様
お母様・お父様

英検に不合格になった…
無料で再チャレンジできるって本当?

英検4級・5級チャレンジキャンペーン」が気になる、お母様・お父様も多いのではないでしょうか?

今回の記事では…

  • 英検4級・5級チャレンジキャンペーンとは何なのか
  • どうやってキャンペーンを利用するのか
  • チャレンジキャンペーンを利用するときの注意点

がわかります。

せっかくのキャンペーンなので、うまく活用したいですよね。
でも、むやみに再チャレンジするのは危険ですよ!

管理人ひかる
管理人ひかる

毎年、英検を受検する子どもたちのサポートをしています。
ご家庭にお話しする内容を、記事にしました。

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」って何?

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」は、実用英語技能検定(通称「英検」)4級と5級を受検して、不合格になった受検者が、無料で再チャレンジできるキャンペーンです。

英検を主催する、公益財団法人「日本英語検定協会」の公式の案内では、次のように書かれています。
一部を抜粋すると…

「不合格が嫌で受験しない」「不合格になると落ち込む」等の理由から、英検受験を躊躇する児童・生徒がいるとの声をご指導される先生方からよくお伺いします。(中略)

そこで、英検を目標に据えてまずは最初の一歩目を踏み出してもらうために、受験への心理的障壁を下げ、たとえ不合格でも次回また受験できるという精神的かつ経済的なご支援ができないかと考え、本キャンペーンの企画に至りました。本キャンペーンにより、英語力向上はもちろんのこと、目標をもって学習を継続するという生涯学習の楽しさも実感していただけたら幸いです。

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン(準会場)」のご案内

とのこと。

つまり、「不合格が怖い…」という子どもたちと、「再チャレンジすると、受検料がもったいない…」と感じるお母様・お父様が、英検を受けやすくするためのキャンペーンということですね。

最近では、小学校の授業で英語が教科として採用され、中学受験・高校受験・大学受験でも英検の取得者に加点したり、優遇したりすることが増えています。

それにともなって、小さい頃から英検を受検するご家庭が増えています。

管理人ひかる
管理人ひかる

中学生・高校生が英検の試験会場に行ったら、まわりは小さな子どもたちばかりだったというのは、最近よく聞く話…

日本英語検定協会として、より気軽にたくさんの人に受検してもらいたいということでしょう。

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」ってどうやって利用するの?

では、「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」をどうやって利用するのか見ていきましょう。

キャンペーンの概要と利用方法は…


  • 対象者は準会場で4級・5級を受検して不合格になった人
  • 2023年度の第1回~第3回の試験が対象
  • 準会場で再チャレンジとして申し込むときに「無償再受験」であると伝える

です。

1つずつくわしく見ていきましょう。

対象者は準会場で4級・5級を受検して不合格になった人

まず、どんな受検者が「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」を利用できるのかというと、名前の通り、4級・5級の受検者です。

英検4級・5級は、だいたいこんな感じ↓

5級4級
レベル中学初級程度
(主に中1内容)
中学中級程度
(主に中2内容)
内容マークシート式
(筆記・リスニング)
マークシート式
(筆記・リスニング)
検定料
本会場:3900円
準会場:2500円
※2023年度はここから100円値引き
本会場:4500円
準会場:2900円
※2023年度はここから100円値引き

注意しなければならないのは、日本国内の準会場で受検した場合だけ、「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」が適用されます。

準会場」とは…

準会場とは、学校・企業などの団体受験申込を対象とし、申込団体が設置した試験会場のこと。

英検公式サイト「団体申込について」

中学校や高校、塾などを通して申し込む場合には、その学校や塾を会場として試験を受けるわけです。
上の表の通り、本会場で受検するよりも、検定料が安くなります

今回のキャンペーンは、その準会場で4級・5級を受検して不合格だった人が、無償で再チャレンジできるということです。

また、キャンペーンを利用する場合には、同じ準会場で再チャレンジしなけれまなりません。

ねこ殿
ねこ殿

本会場で受検した人も、キャンペーンを使えたらええのにな

管理人ひかる
管理人ひかる

それに、3級以上で不合格になった人も、無償で再チャレンジしたいですよね

2023年度の第1回~第3回の試験が対象

また、あくまで2023年度のキャンペーンであって、ずっと続くわけではありません。

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」は、不合格だった次の回で、無償で再受験できます。
つまり…

2023年度第1回不合格⇒2023年度第2回に無償で再チャレンジ
2023年度第2回不合格⇒2023年度第3回に無償で再チャレンジ
2023年度第3回不合格⇒2024年度第1回に無償で再チャレンジ

となります。

ただし、不合格になった級と同じ級しか、再チャレンジできません
4級で不合格になったら、4級の再受検が無償になるというわけです。

ねこ殿
ねこ殿

5級が不合格やったけど、次の回に4級に無償でチャレンジ!
っていうのは、できへんわけやな。

準会場で再チャレンジとして申し込むときに「無償再受験」であると伝える

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」を利用する場合には、準会場で申し込むときに、「無償再受験」と申し出ればOKのようです。

ただし、2023年3月17日段階では…

準会場での申し込み時に「無償再受験」であることを申し出る
※申込方法の詳細は確定次第ご案内いたします

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン(準会場)」のご案内

とのこと。

実際に「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」が適用される2023年度第2回(2学期ごろ)までには、くわしい申し込み方法がリリースされるでしょう。

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」を利用する注意点は?

では、「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」を利用するときに、どんなことに注意しればいいのでしょうか?
注意しなければならないポイントは…


  • 対策しないと再受検しても不合格になる
  • 再チャレンジ癖はつけない方がいい

の2つだと、私は感じています。

1つずつ掘り下げて見ていきましょう。

対策しないと再受検しても不合格になる

いくら再チャレンジできると言っても、もう1度受検したら、必ず合格できるわけではありません。

当然、きちんと勉強して合格ラインに達していなかった場合には、2回目でも不合格になります。

せっかく英検側が「受験への心理的障壁を下げ、たとえ不合格でも次回また受験できるという精神的かつ経済的なご支援」をしたいと考えていても、2回とも不合格になってしまったら…

子どもたち
子どもたち

2回も不合格になった…
英検なんてもう受けたくない…
英語なんて嫌い…

と、皮肉にも逆効果になってしまう可能性があります…
せっかくのキャンペーンなのに、本末転倒ですよね。

とりあえず申し込んでおいて、試験日までに間に合わせようと考えるお母様・お父様はたくさんいらっしゃいます。
試験日が決まることによって、お子さんのお尻に火が付くという理由もあるでしょう。

入試や検定は、合格ラインを超えるためのトレーニングをきちんと積んだ上で、受験することが大切です。

管理人ひかる
管理人ひかる

天命を待っていいのは、人事を尽くした時だけです

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再チャレンジ癖はつけない方がいい

また、「無償再受験」はありがたいですが、「不合格ならまた受検したらいい」という再チャレンジ癖はあまりつけない方がいいと、私は考えています。

「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」は2023年度だけの制度ですし、3級以上にはありません。

また、これから子どもたちが受験することになるさまざまな入学試験は、一発勝負であることも多いからです。

「全然仕上がってないけど、とりあえず受検するだけしてみよう」という受験の仕方が、子どもたちに根付いてしまうのは心配ですよね…

ねこ殿
ねこ殿

試験では、「奇跡」は起こらへん。
「番狂わせ」は起こるけどな。

さきほども書いた通り、合格ラインを突破するためのトレーニングをある程度積んだ上で、受験することが大切です。

まとめ:「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」を上手に活用しよう!

「不合格になりたくない…」
「検定料がもったいない!」

そのように感じている子どもたちやお母様・お父様は、ぜひ「英検4級・5級チャレンジキャンペーン」を利用してみましょう。

ただし、無償だからといって、対策をせずに再チャレンジするのはNGです。

合格ラインに達するためのトレーニングを積んだ上で、チャレンジするのがおすすめです!

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