こんにちは、プロ家庭教師のひかるです。
家庭教師としていろいろなご家庭を訪問していますが、近年ご要望として増えてきているのが…
「英検」対策
です!
今回の記事『英検対策には家庭教師がおすすめ!【小・中・高生の英語学習に】』では、英検対策として家庭教師を利用することがおすすめである理由を、プロ家庭教師の目線でご紹介します!
「どうやって英検対策をしよう…」
そう悩んでいるお母様・お父様は、ぜひご覧ください!
「英検」とは?
まず「英検」について、ご紹介しておきますね。
「英検」は、「英検公益財団法人日本英語検定協会」が実施する、英語の力をはかる検定です。
正式名称は「実用英語技能検定」ですが、よく「英検」や「英語検定」と略されますよね。
「英検」を受検して、英検の級をお持ちのお母様・お父様も多いのではないでしょうか?
英検を通して、「読む・書く・聞く・話す」の英語4技能、つまり…
- リーディング
- ライティング
- リスニング
- スピーキング
の4つの能力を測定できます。
「英検」の各級のレベルと検定料は?
次に「英検」の各級のレベルと検定料を見ておきましょう。
<推奨目安> | <検定料> (本会場・個人申込の場合) ※2022年度・税込み | |
1級 | 大学上級程度 | 11,800円 |
準1級 | 大学中級程度 | 9,800円 |
2級 | 高校卒業程度 | 8,400円 |
準2級 | 高校中級程度 | 7,900円 |
3級 | 中学卒業程度 | 6,400円 |
4級 | 中学中級程度 | 4,500円 |
5級 | 中学初級程度 | 3,900円 |
1次試験は、筆記試験とリスニング試験で、いずれもマークシート形式です。
3級以上には、1次試験にライティング(英作文)が加わります。
また、3級からは、2次試験(スピーキング・面接)があります。
※「推奨目安」については、公式サイト「各級の目安」より引用しました。
くわしくは、公式サイト「各級の目安」をどうぞ。
検定料は、級が上がるにつれて、高くなっていきます。
1級・準1級くらいになると、1万円くらいするので、ぜひ1回で合格したいですよね…
2級から5級は、本会場だけでなく、「準会場」で受検することもできます。
準会場での受検の方が、検定料が安くなります。
学校や塾を通して、団体申込ができる場合には、準会場で受検できるのかを確認するといいですね。
準会場受検の場合の検定料など、くわしくは「英検」公式サイトをどうぞ
⇒「英検」受験案内
英検を受検するメリット
最近、英検を受検する子どもたちが増えてきています。
それは、「英検」に合格していれば、大学受験や高校受験で、英検の級に応じて、加点や得点の読み替えをしてもらえる場合があるからです。
例えば、早稲田大学の国際教養学部の2022年度入試では、次のような加点がありました。
※早稲田大学公式サイトより引用
<英検> | <加点> |
1級合格 | 20点 |
準1級合格 | 14点 |
2級合格 | 7点 |
また、大阪府の公立高校の入試では、英検の合格級を得点に換算し、試験本番の英語の得点とを比較し、高い方を合格判定に使ってもらえます。
※大阪府教育委員会より引用
<英検> | <読み替え率> |
準1級合格 | 100%(満点扱い) |
2級合格 | 80% |
実際に、この制度を使って、北野高校や天王寺高校などのトップ校を合格した生徒はたくさんいます。
また、中学受験においても、英検による加点や英語入試が増えてきています。
ですので、小学生の英検受検も増えており、中学入試までに3級や準2級を取得するお子様もいます。
入試を有利に進められるのなら、英検を合格しておきたいですよね。
英検対策に家庭教師がおすすめである3つの理由
では、英検対策に家庭教師がおすすめである理由をご紹介していきます。
英検対策に家庭教師がおすすめな理由は…
- ライティングの添削ができる
- スピーキング・面接の練習ができる
- 英単語や英文法学習のペースメイクができる
という3つだと、私は考えています。
1つずつくわしく見ていきましょう。
1.ライティングの添削ができる
3級以上からは「ライティング」が筆記試験に追加されます。
ライティングの学習は、1人ではなかなか難しいですよね。
自分で英作文してみても、その英文が文法的に合っているのか判断がつきません。
「この単語は『a』を付けた方がいいのかな…」
「同じ表現ばかり使っているけど、減点にならないだろうか…」
また、自分では正解だと思い込んでいる場合には、なかなかまちがいにすら気づけません。
でも、家庭教師なら、学習内容をカスタマイズできるので、自分の書いた英作文を添削してもらうことができます。
自分では気づかないミスに気づけるかもしれませんし、別の表現を教えてもらえるでしょう。
添削してもらうことによって、ライティング(英作文)をさらにブラッシュアップさせることができます。
関連記事:『家庭教師に依頼する4つのメリットとは?【プロ家庭教師の目線】』
2.スピーキング・面接の練習ができる
ライティングと同様に、3級以上から2次試験が加わります。
2次試験は、「スピーキング」の試験、つまり、「面接」です。
幼い頃から英会話をしているお子様は、特に問題ありません。
でも、そうでない場合には、英検のためにスピーキングのトレーニングをしなければなりません。
ただ、学校や塾というクラス形式の場では、なかなか面接練習まではできません。
(塾によっては、「英検対策講座」として面接練習をしてくれる塾もあります)
また、オンライン英会話などで外国人の先生と、いきなりトレーニングするのもハードルが高いですよね…
(私もオンライン英会話のときには、緊張しています…)
でも、家庭教師ならば、学習内容がオーダーメイドなので、何度もスピーキングの練習をしてもらえます。
英会話ができる先生を選べば、外国人の先生とオンライン英会話するよりも、緊張せずに済みますよね。
マンツーマン指導でスピーキングの練習をすることによって、ライティングと同様、自分のミスに気づけます。
「よく三単現のsが抜けるよ」
「ここは進行形で話したほうがいいね」
かんたんな英文法でも、口頭で話そうとすると、意外なミスをするものです。
頭で文法を理解しているのと、実際に話して運用するのとでは、大きなギャップがありますよね(汗)
家庭教師を利用して面接対策することによって、2次試験本番に向けて自信をつけることができるでしょう。
関連記事:『家庭教師はどんな子に向いている?5つのタイプを紹介します!』
3.英単語や英文法学習のペースメイクができる
幼い頃から英会話を習っているお子様の場合、スピーキングやリスニングは大丈夫だけれど…
「まだ正式に文法を習ってない…」
「まだまだ知っている英単語が少ない…」
というように、英単語や英文法が課題になることがあります。
英会話を通して、感覚的に英語を理解できているけれど、文法理論や知識がまだ身に付いていないという状況ですね。
その場合にも、家庭教師を使って、英単語と英文法の知識を補強することができます。
英検本番までに、英単語や英文法を身につけられるよう、家庭教師に逆算でカリキュラムを組んでもらいましょう。
- 単語テストで英単語を覚える
- 感覚で理解している文法を知識として固める
英会話で英語に慣れ親しんでいるお子様の場合、もともと英語の下地ができているので、知識の吸収もはやいものです。
短期で家庭教師を利用して、効率的に合格することができるでしょう。
英検対策には家庭教師がおすすめ!【小・中・高生の英語学習に】まとめ
英検対策に家庭教師がおすすめである理由は…
- ライティングの添削ができる
- スピーキング・面接の練習ができる
- 英単語や英文法学習のペースメイクができる
の3つでした。
実際、私が担当している小学生・中学生・高校生の多くも、英検対策を希望しています。
そして、英検に合格してくれています。
まずは家庭教師派遣センターに登録して、英語が指導できる先生を探しましょう。
できるなら、英会話ができる、発音のきれいな先生を選べるといいですね。
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